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   大曲皮フ科(北広島市)
日本皮膚科学会総会にて、診断クイズ全国1位(2003年)、全国2位(2006年)。皮膚科専門誌の診断クイズで、1―4位(2005−2016年)。漢方専門誌の診断クイズで、1位 (2011 年)。皮膚科も漢方も日々研鑽を続けています。内科や外科は 沢山の医療機器を使って、体の中をのぞいて始めて診断が出来ることも多いですが、皮フは表面にあるために、大きな病院でなくても皮フ科医師の診断する力が十分発揮されます。皮フに関する診断治療は、どうぞ私にお任せ下さい。治療法やセルフケアに関して、分かりやすく解説した「院内新聞」のバックナンバーが充実してきましたので、ぜひ、ホームページにお立ち寄りください。
   

専門診療内容 リウマチ専門外来

リウマチ
関節や関節の周囲の骨、腱、筋肉などに痛みが起きる病気をまとめてリウマチ性疾患とか単にリウマチと呼びます。一般的にリウマチといえば「関節リウマチ」のことを指しています。「関節リウマチ」はリウマチの中でも患者数が多く、70万人とも100万人ともいわれています。
関節リウマチとは
関節リウマチ(以下「リウマチ」)は、免疫の異常により、主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気です。進行すると、骨や軟骨が壊れて関節が動かせなくなり、日常生活が大きく制限されます。また、炎症は関節だけでなく、目や肺などの全身に拡がることもあります。
リウマチのかかり始めには、熱っぽい、からだがだるい、食欲がないなどの症状が続いたり、朝方に関節の周囲がこわばることがあります(図1)。その後、小さな関節が腫れ、やがて手首やひじ、肩、足首やひざ、股関節など全身の関節に拡がっていきます。
ちなみに、「リウマチ熱」という病気がありますが、これは溶連菌という細菌の感染によって起こる病気で、関節リウマチとは異なります。
関節リウマチ(以下リウマチ)の原因はまだ十分わかっていませんが、研究が進み、少しずつ解明されてきています。従来リウマチは不治の病であると考えられていましたが、今ではその進行の速度を抑えることも可能になっています。

血液検査や尿検査、X線検査などを組み合わせて行います。

1. 血液検査

? 血沈
血液中の赤血球が、試験管の中を一定時間内にどれくらい沈んでいくかを調べます(赤血球沈降速度、赤沈)。これは、リウマチの炎症の度合い(活動性)をみる検査です。正常値は、1時間で男性が10mm以下、女性が20mm以下で、リウマチが悪化するにつれて値が進んでいきます。
? CRP
リウマチによる関節炎の程度を表すCRP(C反応性タンパク)の値を調べます。正常値は0.3mg/dL以下で、炎症が強いと10mg/dLを超えることもあります。
? 抗CCP抗体
環状シトルリン化ペプチド(CCP)とよばれる物質に対する抗体です。ごく早期のリウマチでも血液中にみられることから、早期診断に応用されています。この抗体が多くみられる患者さんは関節破壊の進行も早いため、メトトレキサートを始めとする強力な治療を行います。
? リウマトイド因子
リウマチでは、自分のからだの細胞や組織に対する抗体が生み出されます。その一つがリウマトイド因子で、この値が高いとリウマチ反応が陽性とされ、リウマチが疑われます。
ただし、リウマチ患者さんの約75% で陽性ですが、残りの25% は陰性です。また、肝硬変や慢性肝炎、結核のほか、まれに健康な人でも陽性になることもあり、リウマチ診断に絶対的なものではありません。リウマチの活動性の評価に使用されることもあります。
? マトリックスメタロプロテアーゼ3(MMP-3)
関節中の滑膜組織からつくられる酵素で、関節炎がひどくなると、その量はより増加します。リウマチ診断の補助に使われ、また治療薬の効果を調べるのに役立ちます。
? そのほかの検査値
リウマチの活動期には貧血(赤血球の減少)がみられます。また、血清総タンパクとアルブミン値も低下します。反対に、白血球と血小板数は増加し、グロブリン値、アルカリホスファターゼ値が上昇することもあります。

12. 尿検査

リウマチが長く続くと腎臓の機能が悪くなり、尿にタンパクが出ることがあります。尿検査は、薬の副作用や、ほかに発病した病気(合併症)のチェックもできる大切な検査です。

3. 骨や関節の画像検査

X 線検査では、骨が虫食いのように欠けたり、関節のすき間が狭くなって骨同士がくっつく状態(強直)などから、リウマチの進行度がわかります。
関節超音波検査は、リウマチの早期診断に使われます。また、個々の関節の炎症の程度を知ることもできます。
CT 検査は、首(頸椎)や太もも(大腿骨頭)の病変、間質性肺炎などをみるのに有効です。
MRI 検査では、骨の中で起こっている炎症や滑膜の増殖の度合い、骨びらんなどが早くからわかります。
 関節リウマチの検査

検査の種類 正常値 目的
血液検査 血沈 20mm以下(女性)
10mm以下(男性)
・リウマチの活動性や炎症の程度を調べる
CRP 0.3mg/dL以下
抗CCP抗体 4.5 U/mL未満 ・リウマチの診断
リウマトイド因子 15 IU/mL以下 ・リウマチの診断
・活動性の評価
マトリックスメタロプロテアーゼ3(MMP-3) 17.3〜59.7 ng/mL(女性)
36.9〜121 ng/mL(男性)
・リウマチの診断の補助
・活動性の評価
尿検査 尿タンパク 陰性(−) ・薬の副作用や合併症を調べる
骨や関節の
画像検査
X線検査 ・リウマチの関節症状の進行度の評価
関節超音波検査
CT検査
MRI検査
 治療

以前のリウマチ治療は、薬で炎症や痛みを抑えたり、悪くなった関節部位を手術で取り除くくらいしか手立てがありませんでした。しかし、メトトレキサートや生物学的製剤などのすぐれた治療薬の登場により、炎症や痛みを抑えるだけでなく、病気の進行を食い止めて関節が破壊されるのを防ぎ、患者さんの生活の質を高める治療ができるようになってきました。
現在では、こうした薬を使った治療(薬物療法)を中心に、リハビリテーション、手術などを、必要に応じて組み合わせて治療を行うのが一般的です。

薬物

非ステロイド系抗炎症薬
この薬は、痛みに関連するプロスタグランジンという物質ができるのを防ぐことで、リウマチの痛みや炎症を軽くします。ただし、病気の進行を止めることはできません。
ステロイド(副腎皮質ステロイド)
活動性の高いリウマチに対して、抗リウマチ薬の補助として用いられます。ただし、ステロイドを長く使っていると、糖尿病や骨粗しょう症、白内障、感染症などを合併しやすくなるので、抗リウマチ薬が効き始めたらすみやかに減量、もしくは中止します
抗リウマチ薬

リウマチ治療の主体となる薬です。効果が現れるまでは非ステロイド系抗炎症薬やステロイドが併せて用いられますが、効果が出始めたら、それらの薬は止めることもできます。
また、治療効果を高めるため、抗リウマチ薬を2剤以上併用することもあります。
どの抗リウマチ薬も効果の程度に個人差がありますが、メトトレキサートは有効率が高く、関節破壊の進行を遅らせることができ、リウマチ治療の中心薬として使用されています。ただし、骨髄抑制、肝障害、間質性肺炎などの重い副作用が起こることがあるので、定期的に検査を受けながら服用することが大切です。

生物学的製剤

関節リウマチに関わる『炎症性サイトカイン』の働きを抑えるお薬です。
これまでの抗リウマチ薬に比べ、非常に高い抗炎症作用があります。
従来の抗リウマチ薬では症状の改善が得られない患者さんに対しても高い効果を期待でき、「投与翌日より有効で杖がほとんど不要になった」との声もあげられています。
しかし、生物学的製剤の治療を開始するにあたっては、高額の薬剤費が必要となるため、医師と十分に相談することが必要です。
日本で認可されている生物学的製剤は、4種類あります。

札幌医科大学医学部付属病院
(中央区)
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