夜間診療・早朝・日曜診療を行っている医療機関 | |||
朝6時から診察してくれたりする早朝、夜間10時や日曜・祝日でも普通の診療としてみてくれる医院・クリニックや病院が増えてきました。調子が悪くなるのには、時間や曜日は関係ないのですが救急外来にいくほどではない場合などとても便利ですね。また、仕事の都合上などでなかなか普通の時間帯にいけない場合など助かりますね。 | |||
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機器・設備 最新鋭機器 「血管造影装置」 | |||
キャノンメディカルシステムズ 「アルフェニックス」シリーズ |
室蘭市知利別町の製鉄記念室蘭病院(前田征洋病院長)はこのほど、急性心疾患の診断や治療に用いる「血管造影装置」の最新鋭機器を導入した。これまでの機器と比べると、少ないエックス線で鮮明な撮影が可能なほか、最新のコンピューター画像処理機能で高精細な血管像を表示できる。同病院は「診療能力が向上し、治療時間も短縮される」としている。 この血管造影装置は、キャノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市)が昨夏に発売した「アルフェニックス」シリーズの最新鋭機。道内での導入は、帯広協会病院に次いで2カ所目、胆振管内では初。 狭心症や心筋梗塞などの急性心疾患は、高齢化に伴って患者数も増加。手首や足の付け根からカテーテル(細い管)を血管内に挿入した上で、(1)血管の病変を診断する検査(2)血管の狭くなった部分を風船(バルーン)で広げてから金属製の網状の筒(ステント)を留置する治療―などを進めるケースも増えている。 同病院によると、心疾患でカテーテルを用いた治療は2018年(平成30年)では計292件実施。このうち、救急車両で運ばれた患者やウオークイン患者(救急車を使わずに来院した患者)による「緊急カテーテル治療」は計152件を数えるなど、「道内医療機関で最も多かった」という。 今回導入した機器は、画像がより高精細になっただけでなく、治療中の血管の一部を強調して鮮明に映し出す機能が加わったため、「医師の負担軽減と、治療時間短縮にもつながる」(中村裕一循環器内科長)。また、従来の装置より「50%以上の被ばく低減が図られ、患者や医療従事者の安全確保にもつながる」という。(2019.01.25)
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近年、先進諸国においては高齢化が進み、加齢に伴う様々な血管障害による疾病罹患者が増加しています。手首や足の付け根からカテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し、開頭や開胸する外科手術より侵襲度が低い血管内治療(カテーテル治療)の果たす役割が増しています。 カテーテル治療においては、治療デバイスの精緻な操作が治療予後に関わると言われます。この精緻な操作を実現するために、X線血管撮影装置には高精細な画質と高い操作性が求められます。さらに治療はX線を照射しながら行うため、患者さんの被ばく低減はもちろんのこと、術者の被ばく低減にも関心が寄せられています。また、カテーテル治療は術者の経験に頼るところが大きく、安全な治療のための治療計画の立案から術中の支援機能強化に対するニーズが高まっています。 |
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最新血管造影装置 | 北海道社会事業協会帯広病院(帯広) | 製鉄記念室蘭病院(室蘭) |
E-mail gria@plum.plala.or.jp