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専門診療内容 切らずに治す子宮筋腫 専門


 切らずに治す子宮筋腫治療 
  

従来、子宮筋腫(子宮筋腫は、子宮筋層から発生する病気です。35歳以上の女性の1/4に筋腫が発見されるともいわれています。)の治療法としては、手術療法(筋腫核出、子宮全摘)、ホルモン療法、子宮動脈塞栓術などが行われています。しかし、最近では子宮筋腫を切らずに治す
「子宮動脈塞栓術(UAE)」(筋腫に養分や酸素を送る子宮動脈の血流を詰まらせて、筋腫を小さくする治療法です。足の付け根の血管からカテーテルを入れて治療するため、目立った傷も残らず、癒着がなく、再発の報告はごく少数です。保険外治療で費用は40万-50万かかっていましたが、このたび一定の施設基準、実施する医師の経験を条件に保険診療として認められることになりました、3割負担で15万から18万程度(医療材料によって違います) 札幌医科大学医学部付属病院)や「子宮鏡下手術」がありますが、更に新しい治療方法で、子宮筋腫の病巣をMRIで見ながら、集束した超音波を照射し焼灼治療するFUS(MRガイド下集束超音波手術)があります。道内でも 札幌東豊病院(東区)で導入されています。FUSの治療では装置の上でうつぶせの姿勢をとります。このとき身体の動きを制限するため軽めの睡眠剤が処方されることもあります。この姿勢のままMRI(磁気共鳴映像)で病巣の場所を特定し、温度変化などをリアルタイムで把握しながら集束した超音波を照射し、瞬時に病巣を焼灼壊死させます。使用する超音波(磁力線)は人体に全く影響がありません。
治療時間は超音波を1回約20秒照射、冷却約90秒を40〜60回、術後安静が1〜2時間の約3〜5時間で済み、日帰りの治療になります。治療条件に合わない人もいる。腫瘍の数や大きさが一定以上だと、治療が長時間に及ぶため受けることができない。また腫瘍の位置が照射装置から見て腸管の裏側だったり、腹部に手術痕があったりする人では、超音波が正しく作用しない。妊娠を望む女性も現時点では適用外だが、治療後の出産例は国内外に複数あるという。こちらも、保険外で費用は約52万円ほどかかります。 
 お知らせ 
子宮筋腫の塞栓術は保険適応となりました。
  
こんな症状があると子宮筋腫かもしれません。
・ 生理痛がひどい
・月経での出血量が多く、血液の塊が2・3日以上続く。
・下腹部を触るとしこりのようなものがある。
札幌医科大学医学部付属病院(中央区)  北海道大学医学部付属病院(北区)
 旭川医科大学付属病院(旭川)  
 札幌東豊病院(東区)  

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