本文へスキップ

北海道の医療・医療機関情報を提供する、「新北海道 医療」です。

メールでのお問い合わせはgria@plum.plala.or.jp

専門サイト案内medical info


  ホームページがリニューアル更新されました!!!
患者様の満足度は、医療関係者のコミュニケーションの質によって変わります。(有)ピーエスアップは患者心理の理解と思いやりの対応で、クオリティ(質)の高い医療サービスを目指す当社は、医療機関等のサービスクオリティアップを目指し、患者満足度をよりいっそう高めるために調査・研修を行う会社です。
  設楽 幸子代表 教育研修コーディネイター ISO9000審査員補 
       
 日帰り手術  ガン治療 皮膚科・スキンケア専門サイト 腎不全と人工透析 
高度先進医療を先取りした「日帰り手術」はくらしと体にやさしい方式です。 食道がん・胃がんは早期に発見すれば内視鏡での治療が可能な時代です!
肺がんほど早期発見が、生存率にかかわるものはありません!  
 皮膚科の専門医にかかるケースには、大きく分けて一般皮膚科(アトピー、かぶれ、じんましん、ニキビ)・美容皮膚科(シミ、そばかす、美白、脱毛、ピアスなど)・皮膚外科(皮膚がん、ホクロなど)があります。  腎臓機能障害は、体内の老廃物を尿として排出できず血圧の調整やビタミンD活性化ができないなどの症状が現れる病気。
急性は、一過性で全快するが、慢性の場合は、人工透析などの治療が必要となった場合、病院との長い付き合いとなるので
医師をはじめとしたスタッフとの信頼関係が大事になってきます。

専門診療内容  磁気刺激治療(TMS治療)うつ病・脳卒中麻痺 専門


 
  • うつ病へのrTMS適正使用指針を公表、保険適用のうつ病治療“第3”の選択肢、TMS:経頭蓋(けいとうがい)磁気刺激

    うつ病患者が100万人を超える日本。最大の課題は、抗うつ薬が効かず再発を繰り返す患者の急増だ。こうしたなか、2019年6月から再発を防ぐための新たな治療法が保険診療に加わった。うつ病で低下した脳の働きを改善する治療法「TMS:経頭蓋(けいとうがい)磁気刺激」だ。アメリカでは抗うつ薬が効かない患者の3割~4割に改善効果が認められ、日本でも社会復帰を後押しする治療法として注目されている。
  • 日本精神神経学会はこのほど、「反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)適正使用指針」を公表した。同指針は、厚生労働省より反復経頭蓋磁気刺激装置に関する使用要件等基準策定事業の委託を受け、同学会が報告書としてまとめたもの。rTMS療法は、既存の抗うつ薬による十分な薬物療法の効果が認められない18歳以上のうつ病患者が対象で、頭皮痛・刺激痛や顔面の不快感などの副作用の可能性にも言及している。 rTMSとは、変動磁場を用いて脳皮質に渦電流を誘導し、ニューロンを刺激することによって、低侵襲的に大脳皮質や皮質下の活動を修飾することができる技術。国内では、既存の薬物療法に反応しないDSM-5の大うつ病性障害の治療装置として、2017年9月に薬事承認された。 同指針は、「対象とする医療機器の概要」「対象疾患」「rTMS療法導入時における治療上の位置付け」「機器使用に際する留意事項」など7項目で構成し、対象とする医療機器は、経頭蓋治療用磁気刺激装置。有効性について、国内ではうつ病に対するrTMS療法のGCP省令に準拠した有効性試験は実施されていない。頻度の高い副作用として頭皮痛・刺激痛(30%前後)、顔面の不快感(30%前後)、頸部痛・肩こり(10%前後)、頭痛(10%未満)が認めら、重篤な副作用は、けいれん発作(0.1%未満)、失神(頻度不明)の可能性があるとしている。 対象疾患については、「既存の抗うつ薬による十分な薬物療法によっても、期待される治療効果が認められない中等症以上の成人(18歳以上)のうつ病」と明記。治療上の位置づけとして、rTMS療法は急性期治療に用いる治療法であり、現時点で維持療法(再燃・再発予防)に関する有効性のエビデンスはないという。切迫した希死念慮や精神病症状、緊張病症状、速やかに改善が求められる身体的および精神医学的状態には適応はなく、電気けいれん療法が優先されるとしている。また、留意事項として非自発的使用は想定していないため、患者本人への説明と同意が前提となることなどを示している。(2020.03.08)
   
 
        
 TMSリハとは? 慈恵医大ホームページから引用
              http://www.jikei-reha.com/?page_id=509
TMS(Transcranial Magnetic Stimulation。経頭蓋磁気刺激)とは、「磁気によって大脳を刺激して、大脳の神経活動性を変化させる装置」です。実際にTMSを行う際には、患者様は安静にして座っているだけで、痛みなどの苦痛は伴いません。刺激装置は、頭の皮膚の上からあてるだけなので、体に傷がつくこともありません。脳卒中後遺症に対してTMSを治療的に用いる場合、「まだまだ余力のある健常な脳組織の神経活動性を促進して、大脳のもつ神経症状を補う力を最大限に発揮させること」を目指します。
慈恵医大リハ医学講座では、2008年から世界に先駆けて「TMSと集中的リハビリテーションの併用療法」を積極的に導入してきています。この併用療法の考え方は、すなわち、①まずTMSをあてて脳の活動性を高めて、リハに対する反応性をよくします。②次いで、脳の活動性をさらに高めるために集中的リハビリテーションを行います。③そうすることで、脳のもつ代償能力(=神経症状を補う力)が最大限に発揮され、神経症状の改善がもたらされます。慈恵医大リハ医学講座では、2008年から世界に先駆けて「TMSと集中的リハビリテーションの併用療法」を積極的に導入してきています。この併用療法の考え方は、すなわち、①まずTMSをあてて脳の活動性を高めて、リハに対する反応性をよくします。②次いで、脳の活動性をさらに高めるために集中的リハビリテーションを行います。③そうすることで、脳のもつ代償能力(=神経症状を補う力)が最大限に発揮され、神経症状の改善がもたらされます。
TMS治療の適応基準 
TMS治療は、脳卒中後遺症をかかえた全ての患者様に行える治療ではありません。図3として示した適応基準を全て満たしている患者様が対象となります(適応がある=安全に治療が行える、と解釈してください)。そして、「TMS治療を行えるか否か」の最終的な判断は当講座リハ科医師の診察によって決定されます(適応基準を満たしていても、医師の判断でTMS治療を見送ることもあります)。
うつのほか、精神科疾患や神経内科疾患など臨床研究段階では効果があるといわれており、すでに日本国内で、脳卒中後のリハビリ治療として、磁気刺激治療が利用されています。(保険適用外)
   
脳卒中まひ、磁気刺激治療法により数年後も改善!  
慈恵医大の安保雅博教授らのチームが、左右の脳のうち健康な側の活動を磁気の刺激で抑制し、損傷を受けた側の機能を引き出す「経頭蓋磁気刺激治療(TMS治療)」を開発し、リハビリと組み合わせることで、発症後数年たった患者でも、状態を改善できる画期的な治療法として注目を集めています。脳卒中は、脳の血管に血栓が詰まる脳梗塞と、脳の血管が破れる脳出血などがあり、日本人の死因ではがん、心臓病に次いで第3位だ。死に至らなくても、半身まひなどが残ることが多い。脳の左側が損傷すると右半身に、右側が損傷すると左半身にまひが現れる。でまひした身体は、リハビリテーションなどで回復するのは3、4カ月までで、それ以降は改善しないというのが通説でした。磁気刺激は、毎秒5回以上の頻度で行うと刺激した部分の脳が活性化し、1回以下の低頻度で行うと逆に活動が抑制されることが磁気共鳴画像装置(MRI)を使った研究で分かっていることから、これを治療に応用しました。脳が損傷すると、その活動を補おうとして健康な側の脳が頑張る。頑張りすぎて筋肉がこわばったり、損傷側の脳の活動を邪魔したりする。頑張りを抑えることで、左右の脳のバランスが良くなる。良くなった時に集中的に訓練をすると、動きが出てくるということです。現在のところ、治療対象は手や腕などの上肢のまひで、少なくとも親指、人さし指、中指の曲げ伸ばしがゆっくりでもできることなどが条件。上肢の動きをつかさどる脳の領域は表面にあって磁気を当てやすいこと、完全に損傷してまったく動かせないと回復は難しいことなどが理由だ。東京病院では2010年6月から11年4月までに、発症後の期間が平均4年8カ月の患者35人に治療を実施。2週間の治療後に行った評価テストでは、全員に手や指が動かしやすくなったり、関節が柔らかくなったりするなど何らかの改善がみられた。入院後は自宅で訓練を続けることで効果が持続するという。肘が肩の高さまでしか上がらず、指も大きく開かなかった患者が発症10年後に治療を受け、ゴルフができるまでに回復した症例もあるという。経頭蓋磁気刺激治療は足のまひには、効果がありません。その理由は手や腕を動かす脳の部分は脳の表面にあるのに対して、足の運動をつかさどる部分が、脳の奥にあるため、磁気の刺激が十分届かないからです。このため安保医師は、磁気よりも強い電気刺激による治療方法を現在研究中です。また脳卒中による失語症に対しても、経頭蓋磁気刺激治療による実績が少なく、効果は未知の部分が多いです。失語症の原因は、言語中枢をつかさどる左側の脳の損傷が原因になります。失語症は身体のまひよりも未知の部分が多いですが、現在身体のまひと同じく、正常な右の脳に磁気刺激を与えて、治療を行い一定の成果をあげています。(TMSは保険非適用)TMS治療は、東京慈恵医大、東京病院、杏林大学付属病院、宮城県片倉病院、島根大学医学部付属病院、鳥取県倉吉市清水病院、西広島リハビリテーション病院、大分県大分市諏訪ノ杜病院、北海道大学医学部付属病院など全国数か所の医療機関で実施している。  (2011/8/18) 
脳科学による新たな驚異のリハビリ治療
同じく今日夜10時より「ガイアの夜明け」で医療の分野では画期的なリハビリ治療が話題となっている様子が紹介されます。脳卒中などで残ってしまった手足の麻痺。とくに慢性期に入ると回復はほとんど難しいと言われていたリハビリに、新たな光明が…。ドラマやSFの世界で語られていた未来生活が、現実のものになろうとしているのか、脳科学の進歩が、産業や医療にもたらす最先端の取り組みを伝えます。

「手が動いた…逆転の発想のリハビリ治療」
熊本県熊本市に住む奥村しおりさん(51)は、中学の体育教師をしていた3年前、脳出血で倒れた。懸命のリハビリにもかかわらず、右半身にマヒが残り、特に指はほとんど動かなくなってしまった。そんな奥村さんが訪れたのが、東京慈恵会医科大学のリハビリテーション科。去年4月から始まったばかりの新しい治療法を知ったからだ。
この慈恵医大のリハビリチームを率いているのは、リハビリ専門医で教授の安保雅博さん。手足のマヒのリハビリは、リハビリ医と作業療法士、理学療法士らによるものが常だが、ここではそれに加え、磁気により脳に刺激を与え、生活機能の改善を図っている。奥村さんの右腕は回復し、学校に復帰することは出来るのか。
  
脳科学による新たな驚異のリハビリ治療 つづき
奥村さんは、3年前の48歳の時、左部分の脳出血で右麻痺になり、今現在でもリハビリーに励んでいますが改善がみられません。通常、リハビリーの効果があるのは、急性期だけで6カ月を過ぎると効果はほとんど見られないといわれています。新体操部の顧問をしていた学校への復帰を何とかしてはたしたいと慢性期に入った麻痺でも改善できるというリハビリーの最新治療を受けるため、慈恵医大病院のリハビリーテイション科の安保教授を訪ねました。集中治療の2週間の入院です、麻痺した右手は物をつかむことが全くできません。このことは、左がわのダメージを受けた脳の活動が見られないことからもわかります。新治療は、1日2回20分ずつ磁気刺激治療を行うものです。しかも、損傷した側とは反対側に治療を施すという逆転の発想に基づいたものです。左右の脳のバランスをとるためです。これによって、損傷した脳の活性化を図るというものです。このバランスが重要な要素なのだそうです。この治療法は現在、保険が効きません。慈恵医大が負担しデータを集めている段階です。まだ、治療を受けた人は30人ですが、副作用もなく劇的な変化が見られます。全くうごかなかった右手が、たった2週間の治療で「右手が帰ってきた」というほどの効果が上がっています。以前と同じように動くというわけではありませんが、あきらめていた人にそういわしめるほどなのです。奥村さんも最初は思ったような成果が上がらず、少し自暴自棄になっていましたが、劇的な変化が現れました。自分で「右手で物をつかむことは、2度とないだろうと思っていた」と言っていた奥村さんが、入院時には全くつかめなかったボールやおはじきをつかんだり離したりができるようになっていました。社会復帰が実現されたのでした。           (2009/8/14)
     
(2009/8/11)
 
 

脳のリハビリとして使用

東京都港区 東京慈恵会医科大学 http://www.jikei-reha.com/?page_id=509
埼玉県さいたま市 医療法人社団ブレイン・コンシェルジュ おちあい脳クリニック http://www.brainconcierge.com/topic/rTMS.html
愛知県名古屋市 医療法人コジマ会 ジャパン藤脳クリニック http://www.prof-k.jp/kei/
岐阜県岐阜市 河村病院 http://www5b.biglobe.ne.jp/~medical/facilities.html
京都府京都市 京都大原記念病院 http://www.kyotoohara.jp/ft_neuro15/
大阪府吹田市 大阪大学医学部附属病院 http://neuromod.casi.osaka-u.ac.jp/project.html
兵庫県宝塚市 宝塚リハビリテーション病院 http://www.takara-reha.com/magnetism/index.html
鳥取県倉吉市 医療法人(財団)共済会 清水病院 http://shimizuhospital.jp/index.php?id=115
福岡県糟屋郡 社会医療法人 青洲会 福岡青洲会病院 http://www.f-seisyukai.jp/about/keizugai.html
うつ病の磁気刺激治療(TMS治療)を受けられる病院 

磁気刺激治療とは、うつに対する新しい治療方法です。
医療先進国のアメリカ発の治療方法で、日本の厚生労働省にあたるアメリカ食品医薬品局(FDA)から、2008年に認可を得ています。
ただし日本ではまだ認可されていません。(※2014年現在)厚生労働省はまだ保険診療として認可していません。

 
 

治療費
治療期間 副作用 仕事
日本国内でのTMS 治療
(通院治療)
約100万円 約1.5ヶ月 ほとんどなし 勤務しながら通院
アメリカでのTMS治療 約240万円 約1ヶ月 ほとんどなし 休職
薬物治療+カウンセリング
(5年通院治療 退職のケース)
約72万円(5年間 年間14.4万) 5年(半年から十数年) 副作用必ずあり 退職
電気けいれん療法 約50〜70万円
(入院費含む)
数週間〜数ヶ月 体に大きな負担 休職

うつ病治療として使用

東京都新宿区 新宿メンタルクリニック http://www.shinjuku-mental.com/
東京都三鷹市 杏林大学医学部付属病院 http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/action/action_detail-57.shtml
神奈川県横浜市 芹香(きんこう)病院 http://seishin.kanagawa-pho.jp/kinkou/section/clinical.html
福岡県糟屋郡 社会医療法人 青洲会 福岡青洲会病院 http://www.f-seisyukai.jp/about/keizugai.html
メーカー名 製造元 日本国内の病院への導入 機器
The Magstim Company イギリス あり
MagVenture イギリス・
デンマーク
あり
Neuronetics,Inc. アメリカ あり
※アメリカ食品医薬品局(FDA) による末梢神経への刺激2398認可を受けている

研究報告

日本臨床神経生理学会 磁気刺激法に関する委員会報告 http://jscn.umin.ac.jp/guideline/file/TMS30_3.pdf
クリニカルTMSソサエティ アメリカのTMS協会 http://www.clinicaltmssociety.org/

Gria CO.LTD.新北海道 医療

E-mail gria@plum.plala.or.jp