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2014年度4月-7月、過去のニュース

 

日本脳炎ワクチン、北海道も公費接種を検討      

難病日本脳炎患者の発生地域は主に西日本で、これまでに北海道や東北では発生報告がない。平成12年から平成23年7月までに報告された日本脳炎患者の報告地域は、九州が22例ともっとも多く、ついで中国地方の18例、中部地方の8例、四国の6例、近畿の4例、関東の4例と続き、この期間での北海道・東北地方からの報告はありませんでした。国内の患者は減少していますが、日本脳炎はわが国以外のアジア地域に常在しており、現在でも大流行が見られるなど多数の患者・死亡者が報告されています。非流行地に居住していてワクチン接種を受けなかった人が、流行地に旅行してそこで日本脳炎ウィルスに感染して発症した例もあります。ウイルスを運ぶ蚊が少なく、ウイルスを持つブタがいる確率も低いことから、道は予防接種法に基づき「(道内は)接種が必要ない」とし、北海道の子どもだけ公費接種対象ではなく、自費での接種になっています。(任意なので、医療機関によって料金が違います。ちょっと調べただけで、5500円から7350円までありましたよ!)北海道医師会と北海道小児科医会は今月、「進学や就職で道内出身者が道外に住む機会は多い」として、予防接種の公費負担を求める署名活動を展開。間もなく高橋はるみ知事らに要望する方針を受けて、道は公費による接種に踏み出す方針を検討に入りました。  (2014/07/31)  
 

子供の難病助成、新たに107疾患      

難病や慢性疾患の子供への医療費助成を拡大する改正児童福祉法の成立を受け、厚生労働省の専門委員会は30日、新たに107疾患を9年ぶりに助成対象に加えることを決めた。患者数は推計3万から4万人。来年1月に導入する。現行制度で助成対象となっている514疾患も、新しいデータなどを基に598疾患に分類し直す。これにより助成対象は新たに加わるものを含めて705疾患になる。患者数は約15万人となる見通し。新たに助成対象になるのは、先天性風疹症候群▽コケイン症候群▽先天性水頭症▽小児交互性片まひ▽デュシェンヌ型筋ジストロフィーなど。命を脅かす病気で、慢性的に経過し、治療費が高額な疾患を選んだ。重症のみを対象にした疾患もある。ダウン症候群は、これまで臓器ごとの病状で助成対象としてきたが、今回の見直しによりダウン症候群自体が対象疾患となった。成人の難病として助成対象になっている重症筋無力症なども対象に入った。現行の助成制度は、重症を全額助成とし、軽症は保護者の年収などに応じて一部を自己負担としている。新制度は、対象疾患を拡大する一方で幅広く自己負担を求める仕組み。重症も保護者の年収などに応じて一定額を負担することになる。新制度では患者の医療費の自己負担を3割から2割に引き下げ。年間の負担額は最高でも24万円となる。          (2014/07/31)  




 

30代や40代でも夏は脳梗塞・心筋梗塞に要注意!      

暑くなると「体がだるい」「食欲がわかない」といった症状が現れる夏バテ。
 主な原因のひとつに、発汗による脱水状態が挙げられますが、同様の原因で
 夏に起きやすい、意外な病気があります。それは、脳梗塞と心筋梗塞。
 脳梗塞は60代以上で多くみられる病気ですが、30代や40代の若年層でも起き
 ることがあります。暑くなると、体がだるい、食欲がわかないといった症状が現れる、ご存じ夏バテ。主な原因の一つに、発汗による脱水状態が挙げられますが、同様の原因で夏に起きやすい、意外な病気があります。それは、脳梗塞と心筋梗塞。夏は、脱水状態による血流の悪化で、脳や心臓の血管が詰まりやすい季節なのです。脳梗塞は60代以上で多くみられる病気ですが、30代や40代の若年層でも起きることがあります。高齢者の脳梗塞は多くの場合、動脈硬化などによって引き起こされます。それに対して、若年性脳梗塞の原因として多いのが、もやもや病や、奇異性脳塞栓症(心臓の異常によってできた血栓が詰まって起きる脳梗塞)などの脳血管障害です。また、原因不明のケースもみられます夏の脳梗塞を予防するには、血管が詰まりやすくなる脱水状態にならないように、気をつける必要があります。そのために欠かせないのが、こまめな水分の補給。ここで注意したいのが、水を飲んでも、体にすぐに行きわたるわけではないということです。喉がかわききったり、大量の汗をかいたりした後ではなく、前もって水分を補給しておきましょう。特に気をつけたいのが、お酒を飲んで寝た後。アルコールには利尿作用があり、脱水状態になりやすいので、寝る前に水を飲んでおくのとともに、いつでも水分補給ができるように、枕元に水を置いておくと良いでしょう。
また、体を動かさないと、血流が停滞してしまい、血管が詰まりやすくなります。適度な運動としてお勧めなのが、ウォーキングです。ただし、気温が高い日に出歩くと、熱中症になる恐れがあります。出掛ける前に、帽子や水の用意など、万全の準備が必要です。脳梗塞は、発作を起こして突然倒れることがありますが、ろれつが回らなくなることや手足のまひが、徐々に進行していく場合もあります。近年は心房細動などの、不整脈による心原性脳塞栓症も増加傾向にあり、日頃から予防に気をつけるとともに、気になる症状がある場合は医師に相談しましょう。          (2014/07/29)  
 

旭川医大で無料の健康サービス「ウェルネット」      

自宅で測定した体重や血圧、体脂肪率、腹囲、血糖値、心拍数、歩数、消費カロリー、処方された薬などのデータをインターネット上に保存して管理、医師に見てもらい電話やメールでアドバイスを受けることができるサービス「ウェルネットリンク」を、旭川医科大学が無料で提供し、利用登録者は周辺地域を中心に約3500人。2009年からスタートしているそうですが、。医師不足が深刻な過疎地で、住民の健康管理に役立つと活用する人が増えています。パソコンだけではなく、スマートホンからの入力もできますよ。専用サイトにアクセスし、IDとパスワードを入れると、過去2年分のデータや飲んでいる薬の一覧が表示されます。わりとわかりやすいですよ。私も、昨日から登録し、使い始めました。感想は、後日また報告しますね。                       (2014/07/28)  
 

15歳未満の臓器移植5例目、北大病院で      

北大病院に脳血管障害で入院していた10代前半の女児が脳死と判定され、女児は提供の意思を生前に話したことはなかったが、両親らが23日、心臓のみ摘出することを承諾し心臓が提供されることになったと発表した。家族は「娘は人の役に立ちたいと言っており、薬剤師か看護師になりたいと思っていました。臓器を提供することにより、役に立てると考えました。何か一つだけ生きてきた証しを残したい思いで、子どもでは提供が少ない心臓を承諾することにしました」とのコメントを出した。15歳未満の脳死臓器移植は2010年に施行された改正臓器移植法で可能となり、今回で5例目。心臓の摘出は25日午前の見込みで、大阪大学病院で10代男性へ移植される予定。                       (2014/07/25)  





 

心臓が大きいといわれたら      

健康診断や病院などで、心臓が大きいと言われた方人によって体格が異なるのと同様、心臓の大きさも一人、一人違います。そのため、心臓の大きさを評価する場合、体格を考慮した比で表します。胸部レントゲンでは、胸全体の大きさ(胸郭といいます)に対して心臓が占める割合である「心胸郭比」を計測します。具体的には、レントゲンで見た胸郭の幅に対する心臓の幅の比を求めます。正常ではこの「心胸郭比」が50%未満とされ、50%以上であった場合、「心拡大」、いわゆる心臓が大きいと言われます。これだけで過度に心配する必要はありませんが、病気が隠れている場合もありますので、この段階で一度は精密検査を受けられることをおすすめします。ただ、50%というのはあくまでも目安です。もともとの心臓が占める割合が40%であった人が、48%まで大きくなった場合は、50%未満であっても拡大していると判断されることがあります。ひとくちに心臓が大きいと言われても、いろいろな疾患が原因で拡大している場合があります。また、どの部屋が大きいかで治療方針が変わってきます。中には早期発見によって、その後の心臓の寿命が改善する場合がありますので、心臓血管内科の専門医へ紹介してもらい、正しい診断と適切な治療を受けることが大切です。次に心臓超音波検査でどの部屋が大きくなっているかを調べます。大きいのは心室なのか、心房なのか、あるいは両方なのか。それぞれ違う病態です。必要ならば、検査入院を勧められることがあるかもしれません。                         (2014/07/25)
   

重い心臓病の女児、細胞シートで症状改善      

大阪大病院のチームは、重い心臓病の女児(11)に対し、筋肉のもとになる細胞を本人から採取してシート状にし、心臓に移植して機能を改善させる手術に成功したと発表した。子どもでの実施、成功は国内初で、世界的にも初めてとみられるという女児は関東地方在住。9歳の時に、心筋の働きが悪くなり、心臓が拡張して心不全を起こす拡張型心筋症と診断された。運動制限や治療を進めてきたが悪化し、小学校への通学が難しくなった。5月に、ふくらはぎから細胞を採り、筋肉のもとになる「筋芽細胞」を選んで培養。薄いシート状にし、6月18日に心臓に張り付けた。シートはサイトカインという物質を出して心筋の機能改善を促す。手術後1カ月で効果が確認されたが、今後も食事や運動の制限を続ける必要があるという。                         (2014/07/24)




 北海道道南地区に4機目のドクターヘリ、来年2月から運行                                        北海道の道央や道北、道東の3エリアでは、ドクターヘリがすでに、1機ずつ配備されているが、奥尻からの緊急輸送に時間がかかるなど、唯一の空白地域となっていた道南地域の函館市など道南18市町や医療機関などで組織する道南ドクターヘリ運航調整委員会が、来年2月16日から運行を開始する方針を決めました。導入が決まったのは、イタリアの航空機製造会社「アグスタウェストランド」の最新鋭機「AW109グランドニュー」。同社のドクターヘリは、国内では鹿児島県に次いで2機目、コンピューターグラフィックスによって地形の障害物や位置を3次元表示するナビゲーションシステムが搭載されており、視界が悪い気象状態でも飛行ルートなどの把握が可能かつ雪上に降りられるよう車輪部分にソリが装着可能な“寒冷地仕様機”を導入する。 ドクターヘリ・ジェット・カー   (2014/07/19)
 

多汗症治療      

脇の下から過剰な汗が出る腋窩(えきか)多汗症に対するボツリヌス療法(ボツリヌス菌が作る毒素を主成分とする薬剤を脇の下に注射するだけで、汗が数カ月間にわたって抑えられる。施術は講習を受けた医師だけが行える登録医制度になっている。)が、全都道府県の施設で受けられる体制が整った。昨年11月に保険適用となったが、5月下旬に登録医が全国で1800人、施設数が300に達し、47都道府県全てで治療できるようになった。施設はグラクソ・スミスクライン社ホームページの「ワキ多汗症サイト」http://waki-ase.jpで検索できる。     道内の多汗症治療施設    大曲皮フ科(北広島市)  山中皮膚科スキンケアクリニック(手稲区)   (2014/07/19)
 

超音波検査とは?      

体の表面から人の耳には聞こえない超音波を当て、体内の組織にぶつかってはね返ってきたエコー(こだま)を画像に映し出す検査で、エコー検査とも呼びます。ベッドに寝ていただき、おなかにゼリーをぬって検査します。痛みはほとんどありません。放射線の問題もなく、繰り返し行うことができる検査です。腹部エコー検査では、主に肝臓、膵臓、腎臓、脾臓、胆嚢、膀胱などを見ます。脂肪肝や胆石、腎結石、ガンなどの病気が分かります。心エコー検査では、胸から超音波を当て、心臓の様子を見る検査で、ベッドに寝ていただき、胸にゼリーをぬって検査します。心臓の大きさ、動き、弁の状態などを観察します。心筋梗塞や心臓肥大、弁膜症、先天性心疾患などがわかります。頚動脈エコー検査では、首から超音波を当て、首の左右にある頚動脈の様子を見る検査です。頚動脈は脳に血液を送る重要な動脈で、動脈硬化の評価や脳梗塞の原因となる血栓の存在などについて調べます。高脂血症、糖尿病、高血圧などの方たちに有益な検査です。下肢動脈・下肢静脈エコー検査では、足全体から超音波を当て、足の付け根から足にかけて走行する動脈と静脈の血液の流れや血管の状態を検査し、動脈硬化や動脈瘤、血栓、静脈瘤、静脈弁機能不全の評価などを調べます。乳腺エコー検査・甲状腺エコー検査では、胸や首から超音波を当て、組織の構造を見る検査で乳腺症やガン、甲状腺の肥大などを調べます。    (2014/07/17)  




 
 
  • スポーツ選手にみられる疲労骨折とは?      

    疲労骨折はスポーツ選手に発生するめずらしい骨折のタイプです。正常な骨に通常は骨折を起こさない程度の負荷が繰り返し加わった場合に生じる骨折。針金を同じ部位に、繰り返し曲げたり伸ばしたりするとその部位で針金が折れるのと同じ現象。スポーツの負荷が繰り返し同一の骨にかかる、マラソン競技などに発生します。スポーツの種類によっていろいろな部位に発生します。痛み、腫脹などの症状がでます。初期のX線写真では診断が難しい場合がありますが、その場合MRIなどでも診断します。また、痛みの部位、スポーツの種類、症状などから診断することが可能です。治療は原因のスポーツを休むことで、必要に応じて固定、手術が施行されます。長期間のリハビリが必要となります。早期診断で早期復帰が可能な疾患です。特に陸上競技をされている方で、練習がハードになりスネの内側が痛くなったという人は多いでしょう。シンスプリント(Shin sprints)直訳すると“スネの距離走”。一般には“脛骨過労性骨膜炎”と言います。スネの内側の中~下1/3にかけて生じる痛みです。この部分はヒラメ筋という足首を蹴る筋肉が骨に付いている部分で、この筋肉によって引っ張られて痛みが生じると言われています。スポーツ活動の休止が必要になることは少なく、痛みが出てしまった場合でも多くの場合はストレッチ、アイシングによって痛みはとれてきますが、練習内容や、硬い地面(アスファルト)、靴のクッションなどを見直すことも大事です。まれに装具も必要になることもあります。
     しかしシンスプリントのほかにもスネの内側が痛くなるケガの一つに疲労骨折があります。痛む場所もよく似ていますからレントゲンを撮らないと区別ができないことがあります。疲労骨折の場合大きく跳躍型、疾走型と2種類に分類されます。骨折の型や程度によってスポーツ活動の休止が必要になることがあります。

    疲労骨折の治療法

    ●安静
    疲労骨折がみつかった場合すぐにそのスポーツの練習を中止します。必要に応じ固定を行います。4週間から8週間までの固定が必要となる場合が多いです。しかしながら激しい負荷のかかる運動選手の場合、12週間から16週間までの安静が必要となることもめずらしくありません。

    ●リハビリ
    安静期間のあとに徐々にリハビリを開始します。まずは運動を禁止して日常生活だけのリハビリを行います。この期間も何ヶ月もの時間が必要となります。
    その後に徐々に運動を再開しますが、痛みが生じない範囲に制限する必要があります。疲労骨折の場合、同じ部位が再骨折する可能性が高いので慎重に運動を再開する必要があります。

    ●手術
    転位の著しい疲労骨折の場合、手術が必要となります。ただし手術後のリハビリが最低6ヶ月間必要となります。したがってこのようなスネの痛みが出た方は、一度は整形外科を受診しレントゲンを確認しておくとよいでしょう。
    スポーツ整形    (2014/07/15)
  
 
  • 台風一過の道内でもようやく夏到来、熱中症に注意!      

    7月に入って、ようやく北海道も夏らしくなってきましたが、こんな時注意しなければならないのが熱中症です。熱中症による、死亡事故もほぼ毎年数件起きています。特に、のどが渇くなどの感覚が弱まっている高齢者は、脱水症状に気づきにくく「隠れ脱水」の状態になり、特に熱中症になりやすい。高齢者は熱帯夜なのに冷房をつけなかったり、トイレに行くのを減らすために寝る前に水分を控えたりしがちなのも危険だ。室内で熱中症を起こすこともある。水だけを補給すると体内の塩分濃度が薄まって尿が出やすくなり、かえって熱中症になりやすいという。
        (2014/07/14)
 
   
  • 「北海道がんサポートブック」(地域の療養情報)   

    「北海道がんサポートブック」(地域の療養情報)は、がんと診断された患者さんが活用できる身
    近な相談窓口などが掲載されています。
     国立がん研究センターがん対策情報センターが発行している「がんになったら手にとるガイド」
    や「わたしの療養手帳」と併せてご活用ください。  詳細      (2014/07/12)
 

厚生労働省、自己負担入院食費を倍近くの1食460円に引き上げか              

厚生労働省は2日、公的医療保険の制度改革に関し、一般病床などに入院する患者が医療機関に支払う1食当たりの食費の自己負担額を、原則260円から、倍近くの460円に引き上げる案を固めた。入院時の食費は、一般病床や精神病床で1食640円と定められている。患者はこのうち食材費分として260円を負担し、残りは公的医療保険から給付する。医療保険財政を改善させるのが狙い。また在宅医療の普及を図る上で、食費を全額自費で賄っている在宅患者との公平性を保つため、応分の負担を求める。7日の社会保障審議会医療保険部会に方針を示し、早ければ2015年度中の実施を目指す。しかし、1食300円ぐらいのお弁当を食べている多くの人たちにとっては納得がいかないのでは?果たして、640円というのがどうなんでしょうか。 (2014/07/09)


 

 

緩和ケア病棟:末期がん患者の痛み治療に積極的な病院
(ホスピス・緩和ケア病棟連絡協議会の会員で、国や都道府県の認可を受けている施設)                  

緩和ケア病棟連絡協に道交流会発足
全国ホスピス・緩和ケア病棟連絡協議会の道ブロック交流会(会長・柴田岳三日鋼記念病院緩和ケア科長)が発足した。
緩和ケア病棟を持つカレスアライアンス(室蘭市)、東札幌病院(札幌市白石区)、恵佑会札幌病院(同)、森病院(函館市)の4施設をはじめ、緩和ケアを実施する道内10医療機関が参加。診療協力分科会を設置、教育講演や情報交換、施設見学を通じ質向上と普及・啓発を進める。 
緩和ケア病棟設置以外の会員施設は次の通り。
北辰病院(札幌市厚別区)、札幌南青洲病院(同市清田区)、札幌鉄道病院(同市中央区)、時計台病院(同)、函館おしま病院(函館市) 緩和ケア病棟  (2014/07/08)
新規開業登録

 
西大通り麻酔クリニック(中央区)、眼科手術クリニックカルナメドアイ(中央区) 、道 高血圧診療所(中央区)、ぺウレ眼科クリニック(千歳) 、 おたる中央通りクリニック(小樽)、札幌整形外科小樽分院(小樽)、ささえる医療クリニック岩見沢(岩見沢) が新規開業登録されました。 地域別情報  ランキング  (2014/07/05)


 
 

スポーツ外来                   

スポーツドクターは、従来は、「スポーツ活動を実践している人達の健康管理やスポーツ障害に対する予防、治療等の臨床活動を行うと共に、スポーツ医学の研究、教育、普及にあたる者」と言われていましたが、「メタボ健診元年」といわれてからは、中高年の健康増進と健康寿命の延伸のための適度なスポーツ身体運動、メタボリックシンドロームや生活習慣病を予防し、体力の衰えを防止するための指導医としての役割が大きくクローズアップされている。スポーツドクターには大きく分けて、日本体育協会の公認スポーツドクターと、日本整形外科認定スポーツ医、日本医師会認定スポーツ医の3種類の組織があります。
学校体育、リクリエーションスポーツによる怪我の治療は勿論のこと、スポーツレベルの多様性、スポーツ種目による障害・外傷の特殊性を理解し、早期スポーツ復帰を目的に、適切な治療に努めています。そのため整形外科的メディカルチェックに基づいた装具・運動療法・手術療法・リハビリ療法などの総合的な治療を行います。   スポーツ外来   (2014/07/07)
   

枕外来、登録                    

人はより良い睡眠によって体力と知力を回復します。また、枕が原因で肩こりや頭痛をひきおこすこともあります。「整形外科枕」の計測とは別に現在ご使用している「枕」のご相談や、頚椎(首の骨)についての診察もお受けいたします。慢性的な肩こり、首の痛み、起床時の寝違え、不眠などの症状がある方、また現在使用している枕にご不満がある方などは是非ご相談ください。  枕外来 (2014/07/03)
   

インターネットを通じて患者情報を共有する、医療情報システム拡大に                          

インターネットを通じて患者情報を共有する「西胆振医療情報連携システムネットワーク(ID―Link)」を運用する医療機関の連携組織・SWAN=スワネット=(会長・生田茂夫いくた内科クリニック院長)は本年度、苫小牧を中心とした東胆振との連携拡大に向け調整を開始したほか、西胆振管内の調剤薬局に参加意向調査を実施。一層のネットワーク強化を図る方針だ。スワネットは、診療記録や処方箋、コンピュータ断層撮影装置(CT)や磁気共鳴撮影装置(MRI)の検査画像など「開示病院」の診療情報を、参加する病院や診療所で共有し、緊密な医療連携を実現している。患者が「開示病院」で治療を受けた後、掛かり付けの病院・診療所に通院する場合、重複した検査を減らし負担を軽減できるメリットがある。病院・診療所側も、患者の容態や治療経過の把握が容易になる。閲覧できる西胆振管内の病院・診療所などは現在、計42施設。当初室蘭市内の3病院だけだった「開示病院」も市立室蘭、製鉄記念室蘭、日鋼記念、伊達赤十字、洞爺協会の5病院に拡大した。スワネットは、昨年6月に発足した東胆振管内のネットワーク(東胆振医療情報連携ネットワーク協議会)との情報共有も模索。胆振地域全体の連携を目指す。将来的には、札幌や小樽など、道央地域とのネットワーク化も視野に入れる。 (2014/07/03)
   

登別病院で貯水槽内で職員2人が死亡             

29日午後1時25分ごろ、登別市登別温泉町133の登別病院で、温泉水をためるタンク内に男性2人が倒れているのを病院職員が発見、110番通報した。室蘭署と登別市消防本部が救出したが既に死亡していた。タンクは幅2メートル、奥行き1メートル、高さ1・5メートルの繊維強化プラスチック(FRP)製で、2人はタンク内でそれぞれ下着姿、作業着姿で温泉水に浮かんだ状態だったという。救出の際、水を抜き、計測したところ、内部から硫化水素が検出された。病院によると、2人は同病院の職員で、ボイラーや電気の整備を担当していた48歳と35歳の技師とみられる。 (2014/07/01)
   

米、脊髄損傷にロボット歩行器をFDAが初認可!       

米食品医薬品局(FDA)は26日、脊髄損傷で下半身に軽度のまひがある人が装着して歩くのを助ける、イスラエルやドイツ、米国に拠点を置くアルゴ・メディカル・テクノロジーズが開発したロボット歩行器の「リウォーク」販売を初めて認可しました。患者は自分の腰から脚の外側にかけて取り付けた人工の脚を手元のリモコンで操作し、歩いたり腰掛けたりする動作を補助する。体のバランスが取れ、つえを使って移動できるなど比較的軽いまひの人が対象。背中のリュックサックに入ったコンピューターとバッテリーで作動する。FDAは「リハビリや介助と併せ、脊髄損傷のある人の運動能力を高めるのに役立つ」としている。 (2014/06/28)
   

病院入札の談合容疑で札幌市係長逮捕!           

北海道警は25日、札幌市立札幌病院の入札で業者に情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで、札幌市豊平区戸籍住民課の係長宮川貴行(みやかわ・たかゆき)容疑者(50)=同市北区=を逮捕した。また公契約関係競売入札妨害の疑いで同市中央区の事務機器販売会社「北海道オフィス・マシン」社員宮嶋啓(みやじま・あきら)容疑者(40)=同市東区=を逮捕した。逮捕容疑は、宮川容疑者が札幌市病院局の総務課主査だった2012年11月、市立病院のイントラネット用端末設置の指名競争入札で入札情報を漏らして宮嶋容疑者の会社に落札させ、入札の公正を害した疑い。   (2014/06/27)
   

士幌町国保病院で院長をセクハラで懲戒免職         

士幌町国民健康保険病院の男性院長(61)が、病院職員の送別会で女性職員にキスをするなど女性職員にセクハラ行為をしたなどとして、昨年6月と今年1月には、町議会から呼び出しを受けたが、多忙を理由に拒否する文書を送付し出席しなかったことが地方公務員法に違反するとして士幌町が院長を懲戒免職処分としました。院長は、事実を認めていますが、強要などセクハラとしての実態については否定しており、不服として処分の取り消しを求めて法的措置を検討しているという。地域医療の問題でマスコミにも登場している院長だったが、町民不在のおごりの後の始末としては苦々しい結末です。   (2014/06/24)
   

腎不全・人工透析専門サイト登録              

腎臓機能障害は、体内の老廃物を尿として排出できず血圧の調整やビタミンD活性化ができないなどの症状が現れる病気。
急性は、一過性で全快するが、慢性の場合は、人工透析などの治療が必要となった場合、病院との長い付き合いとなるので医師をはじめとしたスタッフとの信頼関係が大事になってきます。平成19年12月末の透析患者数は前年より1万人増の約27.5万人、北海道は、600人増の13,500人にのぼります。  腎不全・人工透析サイト    (2014/06/24)
 

先進医療、超音波骨折治療法                

骨折の超音波治療は、厚生労働省の「先進医療」に指定されている。手足の骨折の場合、手術直後から超音波装置の使用が認められ、装置使用の自己負担(15~20万円)を除き、検査などに保険が適用される。手術しない場合は、通常の治療をして効果がみられない難治性の手足の骨折に保険が適用される。  先進医療・超音波骨折治療  (2014/06/22)


 
 

切らずに治す子宮筋腫治療!               

従来、子宮筋腫(子宮筋腫は、子宮筋層から発生する病気です。35歳以上の女性の1/4に筋腫が発見されるともいわれています。)の治療法としては、手術療法(筋腫核出、子宮全摘)、ホルモン療法、子宮動脈塞栓術などが行われています。しかし、最近では子宮筋腫を切らずに治す「子宮動脈塞栓術(UAE)」(筋腫に養分や酸素を送る子宮動脈の血流を詰まらせて、筋腫を小さくする治療法です。足の付け根の血管からカテーテルを入れて治療するため、目立った傷も残らず、癒着がなく、再発の報告はごく少数です。保険外治療で費用は40万-50万かかります。札幌医科大学医学部付属病院)や「子宮鏡下手術」がありますが、更に新しい治療方法で、子宮筋腫の病巣をMRIで見ながら、集束した超音波を照射し焼灼治療するFUS(MRガイド下集束超音波手術)があります。道内でも 札幌東豊病院(東区)で導入されています。FUSの治療では装置の上でうつぶせの姿勢をとります。このとき身体の動きを制限するため軽めの睡眠剤が処方されることもあります。この姿勢のままMRI(磁気共鳴映像)で病巣の場所を特定し、温度変化などをリアルタイムで把握しながら集束した超音波を照射し、瞬時に病巣を焼灼壊死させます。使用する超音波(磁力線)は人体に全く影響がありません。
治療時間は超音波を1回約20秒照射、冷却約90秒を40~60回、術後安静が1~2時間の約3~5時間で済み、日帰りの治療になります。治療条件に合わない人もいる。腫瘍の数や大きさが一定以上だと、治療が長時間に及ぶため受けることができない。また腫瘍の位置が照射装置から見て腸管の裏側だったり、腹部に手術痕があったりする人では、超音波が正しく作用しない。妊娠を望む女性も現時点では適用外だが、治療後の出産例は国内外に複数あるという。こちらも、保険外で費用は約52万円ほどかかります。          切らずに治す子宮筋腫治療             (2014/06/22)
 

慶応大学、脊髄損傷治療の新薬、臨床試験へ       

慶応大学とベンチャー企業「クリングルファーマ」のチームが事故などで脊髄を損傷してから78時間以内に、神経を保護するたんぱく質を投与し、機能回復を目指す新薬の臨床試験(治験)を始めると発表しました。治験は月内に国内2カ所の病院で実施し、2016年10月まで続ける。対象は、重度の急性期患者48人。患者の同意を得て、2班に分けて神経細胞を保護する機能を持った「肝細胞増殖因子(HGF)」か疑似薬を腰から注射する。1週間ごとに計5回投与し、リハビリを続けながら機能回復の効果を比較する。HGFは炎症を抑制したり、神経や血管の再生を促したりする効果がある。チームは、ラットやサルの仲間マーモセットの実験では、正常の8割程度まで機能が回復する効果を確認した。今後、慢性期の患者を対象に人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作る神経幹細胞の移植も目指している。脊髄損傷では、札幌医科大が今年1月、患者から採取した幹細胞を培養し、神経を再生する治験を始めた。(2014/06/17)  
医療機関の休廃業、2013年度に全国で最多の303件
 帝国データバンクが9日まとめた全国の医療機関の休廃業に関する統計によると、2013年度に休廃業・解散した医療機関は303件と、06年度の調査開始以降で最も多かった。12年度比の増加率は9%。都市部での患者獲得競争の激化や、地方の過疎化による経営悪化が要因とみられ、医師不足や高齢化により今後も増加していくと見られます。    (2014/06/13)


 

めまい・メニエール病が、社会環境の変化に伴い高齢者・女性に増加!   

ある日突然、景色が回転しているように見えたり、ふわふわした感じになったりするなど、高齢者や女性・最近は特に男女に関係なく30代~40代に多く「めまい」の症状を訴える人が増えています。めまいを引き起こす疾病は様々だが、過度のストレスが病因となるメニエール病など生活スタイルが引き起こす「現代病」として増えています。メニエール病は、耳の奥にある内耳と呼ばれる器官の一部が、頭の回転や動きを感覚細胞に伝える内リンパ液の増加でむくむことによって起きる。景色が回転しているようなめまいと難聴や耳鳴りが10分から数時間続く。めまいの1割程度を占めるとされる。明確な原因は解明されていないが、ストレスが影響を与えていると考えられている。メニエール病などめまいの症例の7割は耳の器官異常が原因ということです。メニエール病は、70年代は男女ほぼ同数だったが、80年代以降は女性が上回るようになってきました。これは、女性の社会進出で職場での人間関係などの悩みが増えたことが影響しているのではと考えられます。物療法では抗めまい薬、抗ヒスタミン剤、精神安定剤、ビタミン剤などがよく使われます。このような薬物療法でもめまいが止まらない場合は、内リンパ圧を下げる手術を行うことがあります。また、メニエール病同様、耳の器官異常によりめまいを引き起こす疾病が「良性発作性頭位めまい症」だ。めまいの4割以上と最も多い。内耳の中で平衡感覚を担うセンサー役をする耳石器の一部が代謝ではがれ、三半規管にまぎれこんで神経を刺激するために起こる。めまいが数十秒と比較的短い時間で連続して起きるのが特徴。メニエール病と異なり原因がはっきりしており、「エプリー法」という頭の位置を動かして耳石を三半規管から出す理学療法が有効とされる。めまいの原因は耳の器官異常だけでなく、心因性のものや不整脈といった循環器系の疾患、更年期障害など多岐にわたる。  めまい・メニエール病   (2014/06/12)


 

混合診療、大幅拡大へ首相が正式表明              

安倍晋三首相は10日、保険診療と保険外の自由診療を併用する「混合診療」を拡大し、患者の希望があれば、一定の基準の下で全国の病院や診療所で実施できる新たな制度をつくると表明しました。新たな制度は「患者申し出療養制度(仮称)」。今月中にまとめる新たな成長戦略に盛り込み、来年の通常国会に関連法案を提出し、成立を図る意向。厚生労働省によると、患者が、未承認の新薬や医療機器による治療を望めば、相談を受けた医師は、実績のある15の臨床研究中核病院(東大病院など)と協力し、混合診療の申請ができるようにする。治療内容の安全性や効果を医師が説明し、患者が納得することが前提だ。病気の種類や治療法に制限は設けない。現在の混合診療は、国があらかじめ決めた94種類の「先進医療」や「差額ベッド」など17種類しか認められていない。     (2014/06/11)  


 

胃がん予防に、胃炎でのピロリ菌除去に保険適用         

日本人に多い胃がんや胃潰瘍の大きな原因とされるピロリ菌(正式名はヘリコバクター・ピロリ)の除菌は、・十二指腸潰瘍や早期胃がんの治療後など、4種類の疾患でしか保険適用にならず、そうした病気がない場合の除菌は自費診療となり数万円の費用がかかりました。除菌をすれば胃がんの発生が3分の1になるといわれ、胃がん予防のために除菌を勧める指針が出されていますが、こういった費用面がネックになっていました。これを受けて、厚生労働省は製薬12社の薬について、保険の対象に慢性胃炎の治療を加えることを認めました。除菌治療では、「アモキシシリン」「クラリスロマイシン」の2種類の抗生物質と、胃酸を抑える薬剤を1日2回、7日間飲む。4週間以上あとに、除菌できたかどうかを検査する。菌の耐性で除菌が失敗した場合、薬の種類を変えて再び除菌療法を行う。 ピロリ菌専門外来      (2014/06/08)
 

道内の新規開業医療機関               

元町内科クリニック(東区)・大谷地腎泌尿器科クリニック(厚別区)・おおきな木ホームクリニック(白石区)・くまさんクリニック(白石区 在宅療養支援)・幹メンタルクリニック(中央区)。   (2014/06/07) 員でつくる「中京区認知症連携の会」が、認知症の特性を伝える13分間のアニメを制作、「電子紙芝居」と銘打ってインターネット上で公開しています。是非ご覧になって「認知症」に対する理解を深めるのにお役立てください。  認知症      (2014/06/05)
 

道内でも札幌をはじめ、各地で30度超え、熱中症に注意     

今日は、札幌で31度の予想、全国でも北海道が一番暑いという状況のようです。熱中症に注意してください。熱中症は、夏の強い日射しの下で激しい運動や作業をする時だけでなく、身体が暑さに慣れない今のの時期にも起こります。また屋外だけでなく、高温多湿の室内で過ごしている時にもみられ、症状が深刻なときは命に関わることもあります。乳幼児は、大人より新陳代謝が活発で体温が高いのですが、大人と比べて、汗腺の発達が未熟なため、うまく体温調節をすることができません。高齢のかたは、高齢になると脂肪がつきやすくなる分、身体の中の水分の割合が少なくなり、さらに暑さや喉の渇きを感じにくく水分を十分にとりにくくなり、心機能や腎機能も低下しがちなため重篤になりがちなため注意が必要です。   (2014/06/03)
 

道内女性の喫煙率全国1位!                  

31日は世界禁煙デーでしたが、国立がん研究センターが3年に1度まとめている喫煙率調査によると、最新の2010年の道内男性の喫煙率(20歳以上)は35・0%(全国平均33・1%)、女性は16・2%(同10・4%)、男女計で24・8%(同21・2%)と都道府県別でみると、女性は全国で最も高い1位、男性は10位で男女計でも全国で最も高い喫煙率になりました。2001年の同調査では、男女とも全国1位でした。男性の禁煙率は進んでいるようですが、女性の禁煙は進んでいないという傾向のようです。    (2014/06/02)




スマホでハンデのある人やお年寄りをサポート。         

 ビジネスマンや若者が使いこなすスマートフォンだが、視覚、聴覚など様々な障害向けのアプリや接続機器が開発されてきて、コミュニケーションに不安があるお年寄りや障害がある人に便利な道具になっています。デンマークのジーエヌリサウンド社が米・アップル社と協力して開発した「補聴器」「リサウンド・リンクス」(希望小売価格49万円・福祉用具のため消費税非課税)は、iPhoneで集めた外部の音を無線通信で、耳の補聴器に送信する商品だ。小型、軽量で、iPhoneで楽しむ音楽や映画の音もクリアになる。iPhoneのアプリ「iよむべえ」(アメディア、税込み3000円)は、スマホで撮影した印刷文の文字を読み上げるもので視覚障害の人などが利用。「DropTalk」(HMDT、税込み1300円)は、会話が苦手な自閉症の人が、画像を選び、音声で気持ちや要望を伝えるiPhone用アプリ。アンドロイド用とiPhone用があるアプリ「Check A Toilet」(NPO法人Check・無料)は、車いす用など多機能トイレ情報を5万件のデータベースから検索できる。音に敏感な発達障害の人は雑音が苦手。アプリの「ききとり上手」(グレース、無料版と有料版税込み3500円)をダウンロードしたiPhoneと市販の雑音を除くヘッドホンをつなげば、相手の声を明瞭に聞くことができる。薬を飲む時間など、設定時間を言葉で教えるiPhone向けのアプリ「指伝話ぽっぽ」(オフィス結アジア、税込み500円)など次々と発表されています。。    (2014/05/29)
 

国承認の15品目のカラーコンタクトで目に異常。         

若者に人気のカラーコンタクトで、国から承認を受けた17品目中15品目で、素材の酸素透過性の低さから目になんらかの症状が出たとされました。カラコンは厚生労働相の承認が必要な高度管理医療機器だが、着色部に関する基準はない。同センターは業界に商品の改善を求めるとともに、国にも承認基準見直しなどを検討するよう要望しました。    (2014/05/25)
 

大腸用カプセル型内視鏡検査、今年から保険適用。        

道内で初めて、製鉄記念室蘭病院(室蘭)で導入された大腸用カプセル内視鏡は、費用は約10万円で2014年から次に該当する患者さんは公的保険適用になり、1~3割の負担で済むようになりました。保険が認められるのは、大腸に病変があることが疑われ、かつ管の内視鏡が奥まで通らない人に限られています。---     詳細 カプセル型内視鏡検査      (2014/05/22)
 

助成対象を拡大した難病法成立へ。               

約40年前に国の研究事業名目で対策が始まって以来、初の大幅な制度改正の難病患者への医療費助成拡大を主な柱とする「難病法案」は20日、参院厚生労働委員会で全会一致で可決、21日の参院本会議で可決、来年1月施行成立する見通し。助成金の支給対象を拡大し、患者の自己負担を現行の3割から2割に減額する。一方、軽症患者を対象から外し重症患者にも一定の負担を求めるもの。対象疾患は(1)患者数が人口の0・1%(約12万人)程度以下(2)原因不明(3)治療法が未確立??などが条件。対象疾患名は第三者委員会で決めるが、現行の56疾患・約78万人から約300疾患・約150万人に拡大する見通し。新制度により、都道府県ごとに拠点病院を指定し、指定医が症状を判断するなど医療サービスを見直す。さらに症例をデータベース化し、新薬開発などに役立てるなど研究面の改善も期待されている。小児がんなど子供の難病の医療費助成を見直す。助成対象を514疾患・約11万人から約600疾患・約15万人に拡大。自己負担の上限額が大人の半額となる児童福祉法改正案も、同委員会で可決した。      (2014/05/21)


 

禎心会、東区に三大疾病に特化し、陽子線治療器装備の新病院を来年三月に移転新築。                                             

社会医療法人禎心会は、グループの基幹病院で札幌市東区北44東8にある脳神経外科中心の「禎心会病院」を道内で北大についで2カ所目となる「陽子線治療器」を導入するなど、がん診療にも力を入れ、高齢化に伴い患者が増えているがん、脳卒中、心臓病の『三大疾病』に特化した新病院「札幌禎心会病院」(仮称 病床数は現在の143床から279床に拡大)を東区北33東1に来年11月に移転新築すると発表しました。    陽子線治療       (2014/05/20
 

やはり、緑茶は効く。毎日の緑茶で認知症予防。         

金大医薬保健研究域医学系の山田正仁教授(神経内科学)らの研究グループは、緑茶をよく飲む人ほど、認知機能が低下しにくいとする研究成果を米科学誌に発表しました。60歳以上の高齢者について、緑茶を飲む頻度別に比較した結果、毎日1杯以上飲む人の発症率は全く飲まない人と比べて約3分の1だった。七尾市中島町の住民が協力し、2007年から13年にかけて行われた。認知機能が正常な60歳以上の723人について、緑茶を「全く飲まない」「週に1~6回飲む」「毎日1杯以上飲む」の3グループに分け、継続的に認知機能検査や採血検査を実施した。5年間を通し、最終的に490人を調べた。この結果、認知症の発症や認知機能の低下がみられたのは、緑茶を飲む習慣がないグループでは138人中43人(31%)、毎日飲む習慣があるグループでは157人中18人(11%)だった。コーヒー、紅茶についても調べたが、飲む頻度と認知機能との関連は確認されなかった。(2014/05/19)
 

手術支援ロボット ダ・ヴィンチ導入医療機関が登録    

 「ダヴィンチ」手術は、鏡視下手術と同様に患者さんの体に小さな穴を開けて行う、傷口が小さい低侵襲の手術です。この術式は出血量を極端に抑え、術後の疼痛を軽減、機能温存の向上や合併症リスクの大幅な回避など、さまざまなメリットがあります。
北海道大学病院では、2013年3月に手術支援ロボット『da Vinci Surgical System Si(ダヴィンチ・サージカルシステム:以下ダヴィンチ)』を導入しました。当科では、2013年10 月より、大腸がんに対するロボット手術腹腔鏡下手術を開始.
北海道に導入されたのは2011年ですが、2014年3月11日までに導入された7施設は札幌が5か所、函館が1か所、そして東北海道が1箇所です。 (2014/05/15)
 

「知ってる?」コーナーにハイブリッド手術室が登録       

 道内のハイブリッド手術室設置状況です。(手術室とX線撮影装置を組み合わせた手術室です。手術室内に高画質な3次元画像が作成できる血管造影X線診断装置を設置したことにより、カテーテル(血管などに挿入し、検査や治療を行う医療用の管)を用いた内科学的治療と、血管治療中の急変時に迅速に外科的治療ができるようになり、先進的な手術を迅速かつ安全に実施することが可能となります。) (2014/05/15)
 

5月12日は「看護の日」                    

 厚生労働省では、1990(平成2)年に、近代看護を築いた「フローレンス・ナイチンゲール」の誕生日にちなみ、5月12日を"看護の日"と制定し、全国各地でたくさんのイベントが開催されています。 (2014/05/12)  
 

田村厚労相、年金受け取り「75歳から」の選択制を検討      

田村厚生労働相は、現在は65歳まで開始年齢を引き上げている最中の公的年金の受け取り開始年齢について、個人の判断で75歳まで延ばせるよう検討する方針を明らかにしました。政府内には主要国並みに受け取り年齢を一律で67~68歳まで上げる案がでていますが、田村厚労相は「67歳、70歳になるまでもらえないのは、国民の反発が非常に大きい」と慎重な見方を示しています。現在、公的年金の受け取り開始年齢は、国民年金が65歳、原則60歳だった厚生年金は男性が2025年度、女性が30年度までに65歳まで段階的に繰り下げている途中。今年は5年に1度年金制度の持続性を点検する年で、年金論議が活発化しそうです。                      (2014/05/12)     
 

専門医制度、第三者機関による統一基準での認定制度に      

内科・小児科・複数の持病を抱える高齢者を長期にわたって診察する「総合診療専門医」が新設、などの「専門医」を統一的な基準で認定する第三者機関、日本専門医機構が7日発足し、学会ごとに独自基準で認定している現状を改め、専門医の乱立状態や技量・質のばらつきを改善、新しい認定基準や研修プログラムを作り、2020年度から認定を始める予定。現状では、様々な学会が手術実績や筆記試験などの独自の基準を設けて認定している。厚生労働省が医療法に基づいて広告を認めている専門医だけでも56種類あり、一部の学会の基準が甘いとの指摘もあります。今後、機構が認定を行う新たな仕組みでは、基本的な専門分野は19種類とする。医師は1種類を選んで原則3年間医療機関で研修した後、機構の認定を受けることになる。19種類のいずれかの認定を得たうえで、「循環器」や「血液」など、より細分化された分野の専門医の認定も受けられるようにする。同機構は14年度中に各専門医の認定基準や研修プログラムを作り、17年度から研修を始め、20年度から新たな専門医を認定する予定だ。認定更新の基準も策定する。しかし、学会が認定した現在の専門医を新たな仕組みにどう移行させるかは決まっていないなど、解決すべき課題も残っています。                      (2014/05/08)   
 

北大病院で法施行後道内2例目の心臓移植         

北海道大学病院は5日、臓器移植法施行後に道内で2例目となる心臓移植手術が、くも膜下出血の40代の男性患者で脳死と判定された臓器提供者が同病院に出たため、同じく入院中の30代の男性患者に対して実施されたと発表しました。心臓の移植手術は、1例目に続き、循環器・呼吸器外科の松居喜郎教授が執刀し、東京女子医大心臓血管外科の山崎健二主任教授がアドバイザーとして立ち会ったという。11時間半に及んだ移植手術は同日昼に終了し、患者の術後経過は順調という。                      (2014/05/06)  


 

北見赤十字病院に最先端のオホーツクPETセンター開設

       新病院建設を進めている北見赤十字病院では、オホーツク圏では初めてのPETセンターを4月1日に先行オープン、29日に完成式典が行われ、これで、札幌・旭川・帯広まで行かなくともPET-CTの検査が受けれるようになり、オホーツク圏内の医療の近代化が一歩進みました。      ・設備、機器                           (2014/04/30)  
 

札幌医大の再生技術を使い、ニプロが札幌に新工場設立!

 札幌医科大(札幌市)が取り組む脳梗塞(こうそく)や脊髄(せきずい)損傷の後遺症を緩和する再生医療技術を使い、医療機器メーカーのニプロが札幌市内に工場を設ける方針で2018年の生産開始を目指し治療薬の生産に乗り出す。札幌医科大が開発した治療法は脳梗塞の患者から骨髄細胞を取り出し、約1万倍に増殖。点滴で30分~1時間かけて体内に戻すというもの。治療薬の生産は東北と関東、近畿、九州の4つの地域に1つずつ工場をつくる計画。(2014/04/30)    
 

より低侵襲な「傷の小さな手術外来」が、北海道医療センター(西区) 婦人科外来で開設1年

 北海道医療センター の婦人科外来では、2013年2月以来「傷の小さな手術外来」を開設し、子宮筋腫・卵巣嚢腫・子宮内膜症など婦人科の良性疾患の多くに、従来の開腹手術より低侵襲な腹腔鏡手術に取り組んでいます。婦人科の大事な要件の1つである美容的観点から、痛みも少なく早期社会復帰の点からも大きな利点があります。また、より負担の少ない「2孔式腹腔鏡手術」「2孔式細径化腹腔鏡」への取り組みを行っています。毎週火曜日 AM8:30-11:00(2014/04/24)    
  市立赤平総合病院の病棟建て替えは、築約50年が経過し、耐震強化の点からも建て替えが検討されてきました。しかし、建築資材・人件費の高騰により、建設費が大幅に上昇してきましたが、自然エネルギーの活用などによる運営経費の大幅な削減によって、来年3月の完成に向けて工事が着工されます。     (2014/04/21)  
   人間ドック、新基準値公開
人間ドックの血液検査で現在の基準より緩い新たな基準値を、専門家委員会が発表しました。基準値の設定は人間ドックの実施施設に任されているため、こうした施設のばらつきをなくすため、改めて基準を見直した結果、男女の悪玉コレステロールの上限が大幅に緩和されました。新たな基準値では、150未満が良いとされてきた男性の中性脂肪は198以下に。120未満が良いとされてきた悪玉コレステロールは、男性178以下、女性は年齢を3段階に分け、高齢女性で190以下となった。糖尿病など病気を持つ人には適用されない。(2014/04/11)
  札幌で和田移植以来初の心臓移植の男性が退院  今年1月に北大病院で心臓移植手術を受けた20代の男性が、退院しました。男性は、1月6日、脳死判定された成人男性からの心臓移植手術を受けましたが、重い拒絶反応もなく、リハビリを続け退院にこぎつけました。北海道では、1968年8月に札幌医大教授だった和田寿郎氏(2011年死去)による国内初の心臓移植手術が行われましたが、移植を受けた18歳の男性は同年10月に死亡し、多くの論議を起こしました。(2014/04/5) 
  4月2日は、青色に染まる世界自閉症啓発デー   4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」でした。世界中の都市がブルーにライトアップされ、自閉症をはじめとした発達障害への理解を深めるための取り組みが行われました。日本国内でも、東京タワー、東京スカイツリーを始め多くのシンボルタワーがブルーにライトアップされました。札幌では、時計台がライトアップされました。  (2014/04/4)  
   最新鋭のハイブリッド手術室、道内自治体病院にも初導入         専門分野の異なる医師がチームで治療にあたる「ハイブリッド手術室」が北海道大病院などに次いで6番目だが道内の自治体病院としては初めて、砂川市立病院(小熊豊病院長、506床)に新設されました。ハイブリッド手術室とは、高性能な透視装置と手術寝台を設置し、最近急速に増加している各分野の血管内治療に対応するための手術室。                  導入医療機関 北海道大学病院、旭川医大病院、札幌医大病院(内視鏡下手術用ロボット ダ・ヴィンチ併用)、小笠原クリニック札幌病院、手稲渓仁会病院    (2014/04/01)
  過去トピックス 北大病院で「ハイブリッド手術室」
高性能なエックス線透視装置を手術室内に設置し大動脈瘤に対する血管内治療をより安全に行える、た「ハイブリッド手術室」の導入が北大病院で行われています。透視装置として最新鋭のX線撮影装置である東芝製INFX-8000Hを、また手術寝台にはMaquet社製の万能手術台マグナスを採用し、両者を世界で初めて連動させることにより治療中の安全性と利便性を格段に向上させ、脳外科や整形外科手術はもとより心臓や大血管手術にも対応する仕様を実現しています。従来はカテーテル室で施行していた血管内治療が、手術室でより安全に行えると共に、治療手技中の透視装置の併用により、造影剤を使用した3D画像の構築が可能となります。また、これらを最新の周辺支援システムと検査画像と融合することにより、治療の確実性が高まり、更に高度な血管内治療と新しい手術方法の可能性が広がります。循環器外科領域では、大動脈瘤に対するステントグラフト治療(血管内治療)が、更に安全かつ迅速に実施可能となります。また、近い将来、TAVR(カテーテル的大動脈弁置換術/大動脈弁をカテーテルで治療する浸襲度の低い術式)の開始にあたり、ハイブリッド手術室の更なる活用が期待されます。脳神経外科領域では、脳動静脈奇形や脊髄血管奇形においては、外科的手術に術中血管造影診断やカテーテルを用いた血管内手技を組み合わせる方法が、これまで以上に高い精度で緻密な作業が実現できます。また、極めて治療困難とされる複雑な巨大脳動脈瘤に対しても、開頭バイパス手術と血管内塞栓術を同時に組み合わせることで治療法の大きな躍進が期待されます。さらには、開頭手術全般において術中CT断層撮影も行うことが可能となり、手術の安全性が大きく向上すると思われます。整形外科領域では、先天奇形や疾患、外傷による骨格の変形に対するインプラントの設置や矯正が、安全かつ確実に実施可能となります。複雑に変形した骨をさまざまな方向から容易に観察できるだけでなく、 CT(コンピュータ断層撮影)様の再構築画像や3D画像を即座に確認することにより、3次元的な矯正や神経、血管損傷のリスクを最小限にできることが期待されます。機器と工事費でおよそ3億1千万の費用がかかっています。
旭医大病院(旭川市)は道内で初めてハイブリッド手術室を設置し、2010年9月から運用を始め、2012年度には札医大病院(札幌市中央区)で導入されています。道内では大学病院以外で小笠原クリニック札幌病院(札幌市南区)が導入している。   施設/設備
 (2013/5/27) 

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