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2021年度9月ー12月トピックス・ ニュース

 

新規開業のお知らせ。

 

 


 グッドライフクリニック西町南(西区)、アルバアレルギークリニック(南区)、さっぽろ川沿内科クリニック(南区)、リラの杜在宅クリニック(中央区)、浮き雲在宅クリニック(東区)、イーハトープ在宅ケアクリニック(恵庭)が新規開業いたしています。
(2021.12.21)

 

パワハラなど問題行為の吉田氏の後任にに副学長の西川氏が

  
国立の旭川医科大学(北海道旭川市)の学長選考会議(議長・奥村利勝同大教授)は15日、吉田晃敏学長が文部科学相に辞任届を出したことに伴い、次期学長を決める投票を行った。投票結果を踏まえて同会議で審議し、西川祐司・同大副学長(61)=病理学講座(腫瘍(しゅよう)病理分野)教授=を次期学長に選任した。西川副学長は同会議の前議長で、吉田学長の解任申し出を決めた。(2021.11.23)

 

新型コロナ関連、医療法人で道内初、旭川・せせらぎ通りクリニックが破産申請へ
医療社団法人せせらぎ通りクリニック(旭川、小倉克彦理事長)は22日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。近く旭川地裁に自己破産を申請する見通し。新型コロナウイルス感染拡大による外来患者の減少が主因で、東京商工リサーチ旭川支店によると、新型コロナ関連での道内医療法人の破産申請は初めて。2020年6月期時点の負債額は3億2621万円。(2021.11.23)

 

米国の外科医チームが豚の腎臓をヒトに試験的に移植

アメリカの外科医チームが、ブタの腎臓をヒトに移植することに成功したと発表した。実用化にはまだ課題が残るが、臓器提供の不足を解決しうる、画期的なものだとしている。
移植を受けたのは脳死状態の女性患者。生命維持装置を利用しており、回復の見込みはない。使用された腎臓は、ヒトが拒絶反応を起こさないように遺伝子操作されたブタから取り出した。外科医チームは、腎臓と同時に、ブタの胸腺の一部も移植した。そうすることで、免疫の働きを抑え、腎臓に対する拒絶反応を長期的に止める効果が得られるのではないかと考えた。腎臓は正常に機能し、老廃物を濾過して尿をつくった。経過観察は短期間だったものの、拒絶反応の兆候はみられなかった。モンゴメリー医師は、研究はまだ早期の段階で、さらなる研究が必要だとした。「これをクリニックに移して実施しても大丈夫だという新たな自信を、今回得られたと思っている」移植を受けた人の家族は、臓器提供を申し出ていたが、今回の手術に同意した。米食品医薬品局(FDA)は、遺伝子操作をしたブタの臓器を、今回のような研究目的で使うことを承認している。(2021.10.31)

 

北大消化器外科II、支援ロボット国産機「hinotori」で2000キロ先の遠隔手術可能

北大病院(秋田弘俊院長・944床)の消化器外科Ⅱ(科長・平野聡消化器外科学教室Ⅱ教授)は、九大病院と学術用通信回線で手術室を結んで国産手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」による遠隔手術の実証実験を行い、札幌~福岡間約2千キロメートルの通信距離であっても、現在の商業回線で提供可能な帯域でスムーズな遠隔操作が可能であることを証明した。9月17~19日には北大病院と市立釧路総合病院を結んで模擬手術を行う。今後、通信の不安定性やセキュリティ等の課題をクリアした上でガイドラインを策定し、早期の社会実装を目指す。遠隔診療は、医療資源が乏しい地域における医療格差是正や医師の都市部偏在の改善の観点から社会的に期待され、新型コロナウイルス感染症禍においても有用性が注目されている。外科領域でもロボット支援手術と通信技術の進歩を背景に、19年の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」見直しで「情報通信技術を用いた遠隔からの高度な技術を有する医師による手術等」が追加され、実用化に向けた実証研究が加速している。しかし実際に手術を行うためには、画像等の伝送に重大な遅延が生じない安全な通信環境確保が必須であるほか、手術中のトラブルや回線ダウン等に対するリスクマネジメント、責任の所在の明確化など、クリアすべき課題が多い。国はガイドライン策定を求めており、同科の平野教授と海老原裕磨特任講師は日本外科学会遠隔手術推進委員会の中心メンバーとして検討を重ねている。今回の実証実験は検討の一環として、同学会、北大、九大、国立情報学研究所、ヒノトリを製造するメディカロイド社が共同で行った。北大と九大それぞれの手術室にヒノトリを配置し、7月31日に10人の外科医が北大に設置されたコントロールユニットから九大に設置された手術支援ロボットの操作を行い、8月8日には逆に九大から北大のロボットを操作した。社会実装に向け、商業回線で遠隔手術を行うための準備として、ロボットを操作できる通信帯域の限界を検討するため、150、200、300、500Mbpsの4種類の帯域で、振動する台座に載せたゴムリングの移動と縫合操作を実施。その結果、最も狭い帯域である150Mbpsでも縫合結紮手技のスムーズな遠隔操作が可能であることが実証された。また、約2千キロメートルという通信距離(直線距離は1400キロメートル)における画像伝送やロボット操作の遅延時間は0・02秒と、術者が通常操作との違和感がないレベルでの遠隔操作が可能であることも確認した。施行時間と操作技術の安定度を第三者評価し、さらに術者自身のアンケート調査でも差は認められなかった。(2021.10.31)

 

新規開業のお知らせ。

 


 宮の沢スマイルレディースクリニック(西区)、えとう森町クリニック(森町)、オズのクリニック(旭川市)、こころのクリニック銀杏庵(伊達市)が新規開業いたしています。
(2021.10.31)

 

北祐会神経内科、第1期工事が終了 新病院で診療開始

西区の北祐会神経内科病院(濱田晋輔理事長、森若文雄院長・105床)は、隣接地で進めていた新病院(地下1階、地上5階)建設の第1期工事を終え、新施設で診療を開始した。今後、旧病院の取り壊しとともに、第2期工事に着手し、22年4月のグランドオープンを目指す。(2021.10.29)

 

10月に移転着工の記念塔新病院

厚別区の記念塔病院(三井慎也理事長、渡二郎院長・170床)は、新さっぽろ駅大規模複合開発プロジェクトの新街区への移転に向け、新病院の建設工事を10月から開始する。病棟構成を見直し回復期の機能を強化するほか、他施設との連携を強化して、地域包括ケアシステムの構築を図る。移転先は、新さっぽろ駅周辺地区I街区。新病院の規模は、RC造6階建て延べ約1万平方メートルで、同街区に移転する新さっぽろ脳神経外科病院、新札幌整形外科病院、メディカルモール、商業施設等と屋内空中歩廊(アクティブリンク)でつながる。新さっぽろ駅周辺の各医療機関と地域包括ケアシステムを構築するため、現在、医療療養病床とともに運用している介護療養病床を回復期リハビリ病棟、地域包括ケア病棟に変更する予定だ。

新病院はアクティブリンクで結ばれる3階に、利便性を考慮して外来と検査部門を設置。多くの実績を有する内視鏡検査は、内視鏡部門として独立させ機能強化を図り、健診も専用スペースを確保し、受け入れ人数を増やす。

 1階には、人工透析を新設。当面は20ベッドを運用し、ニーズに合わせて増床していく。2階は事務部門。医局のほか、スタッフラウンジ、研修室等を設ける。

 4階には回復期リハビリ病棟と地域包括ケア病棟を配置。5・6階は医療療養病棟となる。病室は4人室がメインで、1床当たり面積を十分に確保する。

 病院機能の転換に向けた準備に着手しており、電子カルテを導入したほか、回復期リハビリや地域包括ケア病棟の経験者を優先して雇用。リハビリスタッフは現在13人で更なる増員を計画している。オープンは、2022年7月の予定だ。
待合スペースは広く開放的な空間とし、診察室4室、採血室、処置室が並ぶ。それぞれスタッフ用のバックヤードでつながっており、長い直線であることから、患者の10m歩行の検証などでも活用できるという。
その奥は、各種検査室で、身体の不自由な患者も使いやすいよう、寝台部分が低い仕様の1・5テスラMRIを新規導入。神経根の描出など脳神経系に特化した機能を持つ。さらにCTを80列に更新し、既存の読影システムとの連携も含め、検査体制を強化した。地域医療支援センターは、MSWをはじめ専属スタッフ8人が常駐し、在宅療養を支援する。
2階(53床)、3階(52床)は病棟。各階の中央に広いスペースのスタッフステーションを配置。各階専属のリハビリスタッフも常駐し協力体制をとる。看護スタッフからの要望で、ステーション内に、患者を見守れる洗面台や不穏となった患者のスペース、ガラスエリアのミーティング室、調剤スペースなども設けている。
病室は4人室、個室がメイン。全ベッドに酸素吸引装置を備え、ナースコールが病室ベッドごとのみならず看護スタッフPHSでも確認できるなど、使い勝手を工夫。時間外の病棟の出入りはカードキーで行いセキュリティも強化している。4階のリハビリテーションセンターは、明るく開放的で、言語療法室、防音の音響分析室、高次脳機能検査室、ADL室が並ぶ。天井部分に専用のレールを設け、HAL歩行訓練用のスペースも用意した。
壁面にはプロジェクタースクリーンを備えており、必要に応じて大人数の講演会等にも活用できる。
5階は医局や、大人数での会議・勉強会等に使用できる講堂など。
各階とも、病室やトイレなどの出入り口の床にパターンをつけて、パーキンソン病などのすくみ足へ配慮をしているほか、各病棟に難病患者に対応した浴場を設置、スタッフステーションにも広めの機材置き場を設けるなど、現場の声を参考に、さまざまな工夫を施し、利便性や患者の快適性、安全性の向上を図った。

(2021.09.14)

 

新規開業のお知らせ。



 

 ひつじがおか皮フ科クリニック(豊平区)、ソフィア北円山クリニック (中央区)、東苗穂すみれ眼科(東区)、みんなの函館クリニック(函館市)当院は北海道函館市を中心に24時間365日の訪問診療を提供するクリニックです。 患者様・ご家族が安心して療養できるよう、体制を整えております。 「訪問診療」、いいだメンタルペインクリニック(旭川市)が新規開業
 

新規開業のお知らせ。




カメリア学園前クリニック (豊平区)、羽賀スキンケアクリニック(中央区)大口眼科クリニック(中央区)、昭和通りメンタルクリニック(旭川市)、ひろせクリニック(釧路町)が新規開業いたしています。
(2021.09.07)
 
  • 入院強化 東旭川 新病院オープン

    旭川市の東旭川病院(直江綾子理事長、松本昭範院長)は、移転新築工事を終え、グループの中心である旭川圭泉会病院に近い下兵村254─5に新病院をオープンした。許可病床数を52床から107床に増やし、高齢化が進む地域のかかりつけ病院として、入院受け入れを強化。消化器内視鏡検査や健診センター、リハビリテーション室、認知症患者の身体治療などの診療体制も充実した。
  • 建設地は、旧病院(東旭川北1条6丁目6─5)から北西方向に800m、旭川圭泉会病院の道路を挟んで向かい側。規模はRC造4階建て延べ約5500平方メートル。1階が外来・検査部門と健診センター、2階は一般病棟、3階が療養病棟、4階がリハビリテーション室と管理部門。駐車場は約100台分を確保している。一般病棟は60床で急性期一般入院料2、療養病棟は47床で入院料1を算定する。旭川圭泉会病院から認知症の身体合併症患者の受け入れをさらに強化し、個室や2床室の割合を増やしている。増床分は法人内の施設から移した。標榜科は、外科と消化器外科を廃止し、内科、消化器内科、心療内科、リハビリテーション科の4科体制。地域の高齢化に対応してリハビリ環境を充実するため、4階のリハ室は旧病院よりも大きく拡張し、110平方メートルに。リハ担当医を確保したほか、PTとOTも増員した。内科医も新たに確保し、常勤医は5人になった。旭川圭泉会病院からの派遣医による「もの忘れ外来」も継続する。(2021.09.07)

Gria CO.LTD.新北海道 医療

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