2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 |
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1月ー4月 | 1月-3月 | 1月-5月 | 1月-4月 | 1月-12月 | 1月- 3月 | 1月-3月 |
5月ー6月 | 4月-6月 | 5月-7月 | 5月ー7月 | 4月-5月 | 4月ー 7月 | |
7月-9月 | 8月-9月 | 8月ー10月 | 6月-9月 | 8月―10月 | ||
10月ー12月 | 10月-12月 | 11月-12月 | 10月12月 | 11月-12月 |
警戒厳重な病院、国立病院機構北海道がんセンターでクラスター 道内のがん医療の中核施設である国立病院機構北海道がんセンター(札幌市白石区)で17日、新型コロナウイルスの感染者が一気に13人増の17人に急増した。このうち患者は12人。抗がん剤治療などで免疫力が低下した患者も多いため、感染症の専門医を配置するなど日頃から高度な感染症対策を講じてきた医療機関だけに、関係者の間でも「まさか」と衝撃が走った。「非常に高度な感染制御力を持つ医療機関だけにショックだ。防御しづらいウイルスで、非常に危機感を持っている。専門家にも相談し、検証しなければいけない」 札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は17日の記者会見で、同センターでの集団感染を深刻に受け止め、厚生労働省から派遣されるクラスター対策班の助言も踏まえ、感染経路の特定と感染拡大の防止に力を入れる考えを強調した。 同センターは、国が指定する道内唯一の「がん診療連携拠点病院」。道内で22カ所が指定されるがん拠点病院のリーダー的存在で、専門的ながん医療の提供、関係機関の連携構築などで中心的な役割を担う。職員は医師約80人を含む約650人。病床は約380床で、2018年度は延べ15万6千人が外来を訪れた。 16日に患者1人と看護師3人の感染が分かったことを受け、同センターは24日まで外来診療を休止し、入院も原則受け入れないことを決定。17日は患者11人と看護師2人の感染が新たに判明し、入院受け入れ中止を5月1日まで延ばした。 緊急手術など入院患者に必要ながん治療は続けているが、転院を希望する患者には受け入れ先などを調整しながら対応している。関川篤征管理課長は「入院患者と職員の健康状態を注意深く見ながら、接触を避けるなど感染防止策をさらに徹底し、一刻も早く感染を封じ込めたい」と話す。(2020.04.20) |
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新スーパーコンピューター「富岳」を新型コロナウイルス研究のため試験利用 理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)は7日、開発中の新スーパーコンピューター「富岳」を新型コロナウイルス研究のため試験利用すると発表した。治療薬の発見や流行対策の効果に関するシミュレーションなどに生かす. 同センターの松岡聡センター長は「富岳の能力を大幅に前倒しして速やかに提供し、一日も早いパンデミックの終結に貢献する」とコメントした。センターによると、富岳は2021年度に本格利用を始める予定で、現在は完成時の1~2割の能力だが、稼働はできる状態。現在の計算能力は完成時の10~20%程度。完成時の計算速度は、2019年運用を終えたスパコン「京」の1秒間に約1京回(京は1兆の1万倍)と比べ、約100倍を実現する見込み。約2千種類の既存薬から効果が見込めるものを選び出したり、薬を組み合わせた場合の効果を予測したりする京都大の奥野恭史教授のチームなどによる利用が決まっている。富岳は、昨年夏に運用が終了したスパコン「京」の後継機。また、高度情報科学技術研究機構は、国立大学や国立研究所など12機関に設置されているスパコンを、新型コロナ研究に無償で提供すると発表した。産業技術総合研究所の「AI橋渡しクラウド(ABCI)」や、東京工業大の「TSUBAME3.0」などが含まれ、合計で1秒間に11京4000兆回の計算ができる。(2020.04.20) |
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道内ベンチャーが新型コロナ判定に20分の検査キット、年内完成予定 北大発の医薬品開発ベンチャー「イーベック」(札幌)は、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを10~20分で確認できる簡易検査キットの開発準備を進めていることを10日、明らかにした。 |
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札幌市が補正予算案発表 マスク610万枚、PCR検査器購入222億円 札幌市は30日、新型コロナウイルスの感染拡大対策として、学校や保育所の職員向けに配布するマスク610万枚の購入費や市内中小企業向けの貸付金などを盛り込んだ計222億3千万円の2020年度一般会計補正予算案を発表した。4月2日開会予定の臨時市議会に提出。医療従事者向けの特殊マスクや防護服の購入、入院病床の確保やウイルス感染の有無を調べるPCR装置の購入費として2億8300万円を計上。札幌市衛生研究所の装置は3台体制となり、検査可能数は現状の1・5倍の1日平均45件となる。(2020.04.12) |
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新規開業のお知らせ。 ゆめみレディースクリニック(西区)この度、2020年4月2日、札幌市西区琴似におきまして「ゆめみレディースクリニック」を開院させていただくことになりました。私は産婦人科医になり今年で21年になります。 これまで多くの患者様と出会い、様々な症例を経験してきました。また、私自身も月経に関わることや、妊娠、出産など女性特有の問題に直面してきました。 その経験を活かし、思春期から更年期まであらゆる年代の女性の味方として、みなさまが心身共に健康に、そして、生き生きと過ごしていけるよう、お手伝いができれば幸いと考えております。が、新規開業いたしました。(2020.04.11) |
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iPS再生医療 安く早く 京都大学iPS細胞研究所の一部機能を分離した新たな財団法人が4月に始動する。iPS細胞を利用した再生医療の普及に向けて細胞提供事業などを担う。国の予算が2022年度末に切れたとしても寄付金で運営する。再生医療をできるだけ安価にしようと、企業の開発支援なども視野に入れる。 動き出すのは「京都大学iPS細胞研究財団」。京都大学が担ってきた再生医療向けのiPS細胞を製造して備蓄する「ストック事業」を引き継ぐ。政府の予算で運営されており、13年度からの10年間、年27億円の予算を投じる計画だ。これまで18の研究機関や企業などにiPS細胞を分配し、一部は別の細胞に育ててから人に移植された。 ストック事業は当初、10年間で移植した際の拒絶反応が少ないタイプのiPS細胞を140種類備蓄する計画だった。だが細胞の提供を受ける企業などのニーズの変化や、ゲノム編集など新技術の登場などを理由に17年末に方針を転換。現在は国民の多くで拒絶反応が起きにくい数種類のiPS細胞の備蓄や配布、整備した施設を活用した企業支援をしている。京大から財団に移行する理由は、運営や雇用の自由度を高めてiPS細胞を使う再生医療の開発を促すためだ。国の予算は期限があり、事業継続が難しい。自ら運営資金を稼ごうにも、京大内の組織では営利事業ができない。これらの課題を解決し、公的な立場でiPS細胞を安価に供給し続けるため財団として自立することになった。備蓄事業は研究の意味合いが小さく、大学が取り組むことは不適切という指摘もあった。 19年8月に文部科学省の専門部会で了承され、9月に財団が設立された。22年度末に国の予算が途切れても、京大が集める寄付金で事業を継続する。寄付の残高は約180億円あり一部を財団に移す。 財団は企業の臨床開発支援に力を入れる方針だ。京大では数年前から軸足を移しつつあった。18年から武田薬品工業に協力して、再生医療製品の原料となるiPS細胞を蓄える「マスターセルバンク」を京大内に構築することに着手した。キリンホールディングスとは19年に臨床試験(治験)用の製品開発の共同研究を始めた。 財団では細胞の安全性評価や技術指導、コンサルティングなども手掛ける方針だ。将来、財団のiPS細胞を使って製品化した企業に対しては、一定の報酬を要求し運営資金にする考えだ。 高騰する先端医療 京大iPS細胞研所長の山中伸弥さんは「良質な再生医療を安く早く患者に届けたい」と強調する。財団の事業を通して、低コスト化に貢献したいと考えている。 近年、先端医療の高価格化が進む。遺伝子治療薬では2億円を超す新薬が米国で登場した。米国では製薬会社が自由に価格を付けられるのに対し、製造原価などをもとにする日本の薬価制度ならば低額になる場合がある。米国で開発した物を輸入するのではなく「日本で最初に開発すれば安価にできるのではないか」(山中さん)という考えだ。 米国では、医薬品開発に関わる優れた技術を持つスタートアップ企業を大企業が買収し、高額薬の開発につなげている。山中さんは財団を使って、iPS細胞を使う再生医療を安価にするビジネスモデルを実現したいと考えている。財団は寄付を中心に運営して安価にiPS細胞を提供し、企業の技術支援をすることで原料費や開発費を低減し、製品価格を抑えるのにつなげたいという。 財団には細胞の品質向上が求められる。17年には、京大が配布したiPS細胞の作製過程の品質管理に初歩的なミスが見つかり、配布を一部停止した。再発防止策をまとめて供給を再開したが、臨床研究の遅れを招いた。 iPS細胞を利用した再生医療については、患者での臨床研究や治験がいくつか進んでいる。ただ、安全性や効果の詳細な確認はこれからで、再生医療が普及するかどうかはまだ分からない。企業支援などの財団の新たな取り組みについて山中さんは「結果が出るまで10年程度の時間がかかる」とみている。(2020.03.31 ) |
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新型コロナで志村けんさん死去! 新型コロナ感染による肺炎発症で29日夜にタレントの志村けんさん70歳が都内の病院で亡くなりました。(2020.03.31) |
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道内初 旭川の男性が新型コロナ、回復後再び陽性で再入院 新型コロナウイルス感染症から回復した旭川市の患者が経過観察中のウイルス検査で再び陽性となった。市が28日に発表した。道によると、陰性が確認された患者が再び陽性となるのは道内初という。 市によると、再び陽性が確認されたのは飲食店オーナーの70代男性で、道内11例目の患者として既に発表されていた。2月22日から入院し、検査で2回陰性が確認され、3月11日に退院した。男性は外出を控えて自宅で静養していたが、18日からせきの症状が出始め再度受診。肺炎が見つかり、改めて検査したところ27日に陽性の反応が出た。男性は再入院したが、症状は落ち着いているという。 道内では28日、新たな感染者2人が発表された。札幌市に住む自営業の40代男性と小樽市に住む会社員の70代男性で、いずれも軽症という。小樽市の男性は市内で感染が確認された茨城県在住の40代男性の濃厚接触者。道内での感染確認は171人となった。陽性が再度確認された旭川市の男性について、道は新たな患者として扱い、集計上は「道内172例目」とした。(2020.03.31) |
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新型コロナウィルスの影響で皮膚科の受診も増加 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、手が荒れる人が増えている。皮膚科の医師は、感染予防策として頻繁に手を洗ったり、エタノールなどで消毒したりすることが背景にあると指摘。特に子どもに多く、手洗い後の水分除去や保湿クリームの使用などを呼び掛けている。一部では、ハンドクリームの需要が伸びている。サツドラホールディングス(札幌市)によると、グループの「サッポロドラッグストアー」では3月のハンドクリームの売り上げが金額や数量でいずれも前年比2~3割増加。新型ウイルスの影響で消毒の機会が増え、手荒れに悩む人が多くなっている可能性があるという。 皮膚科専門医 (2020.03.31) |
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名寄、士別市立病院が機能分担し効率化連携、10月にも法人設立 名寄市病院事業(和泉裕一管理者)と士別市病院事業(長島仁管理者)は19日、名寄市内で会見を開き、今年10月にも地域医療連携推進法人を設立すると発表した。急性期医療は名寄市立総合病院に集約し、士別市立病院は主に回復期・慢性期の患者を担う機能分担で、効率的な医療を目指す。法人化すると医師や看護師の人事交流も容易となる。医師の共同研修、医薬品の共同購入も可能となる。 上川北部 (2020.03.24) |
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札幌臨床検査センターが28億円投資し新本社ビル建設 札幌市中央区北3条西18丁目の旧道庁西18丁目別館跡地約1441坪(4757・58㎡)を取得していた札幌臨床検査センター(本社・札幌市中央区)は、4月1日からその敷地を使って新本社ビルの建設を開始する。建物の完成は2021年3月末で、来春から同社は新本社での業務を開始する。旧道庁西18丁目別館の売却については、土地利用の企画提案と一般競争入札の二段階方式で公募売却を実施。土地利用の企画提案を通過した取得希望者のうち6者が昨年4月に応札。26億円の最高価格を提示した札幌臨床検査センターが落札していた。 地下1階、地上4階建ての既存建物の解体は取得者が行うことになっていたため、同社は解体工事を本間解体工業(札幌市西区)に依頼。19年10月からを解体に取り掛かり20年2月末には更地になっていた。 札幌臨床検査センターは、ここに地下1階、地上5階建て、鉄骨造の新本社を建設する。建築面積は約869坪(2869・36㎡)、延べ床面積は約2837坪(9363・57㎡)、建物の高さは20・45m。土地取得費を除いた解体費込みの総投資額は28億5000万円。 札幌臨床検査センターは、1965年9月に道議や参議を務めた伊達忠一氏(現代表取締役会長、81)が創業。現在の持ち株比率は32%。道内で臨床検査事業と調剤薬局事業(ノルデン薬局、ウェルネス薬局)を両輪に展開しており、東京証券取引所ジャスダック市場と札幌証券取引所本則市場に上場している。2020年3月期の売上高は前期比2%増の174億100万円、営業利益は同4%増の8億2400万円を予定している。北5条西18丁目にある現本社は1990年1月に賃貸で入居し、今年で30年。来春の新本社ビル完成に伴って本社機能を移転させる。(2020.03.24 |
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新型コロナ治療に活躍、人工心肺「ECMO(エクモ)」 新型コロナウイルスによる重い肺炎患者の治療に「ECMO(エクモ)」と呼ばれる人工心肺装置が力を発揮している。今月11日までに計23人がこの治療を受け、うち12人は症状が改善して装置を外すことができたという。日本集中治療医学会など6団体が協力し、エクモ使用経験の豊富な医師が、治療の支援や、高度な施設への患者の搬送調整に当たるネットワークを2月中旬に設立した。 ネット設立に関わった東京都立多摩総合医療センターの清水敬樹・救命救急センター長によると、エクモ治療を受けて回復した患者以外の11人は治療継続中で、これまでに死亡者はいないという。(2020.03.21) |
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角膜治療に再生医療の新技術に国の承認 富士フイルム子会社のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)は19日、国内初の眼科領域の再生医療等製品である自家培養角膜上皮「ネピック」の製造販売承認を取得したと発表した。 同剤は角膜上皮幹細胞疲弊症の治療を目的とした製品で、患者自身の角膜輪部組織から細胞を採取してシート状に培養。それを移植し、角膜上皮を再建する。 販売はJ-TECと同じ愛知県蒲郡市に本社を置く眼科医療機器メーカーのニデックが行う。販売開始時期は現時点では未定。 J-TECが承認を取得した再生医療等製品としては、自家培養表皮「ジェイス」、自家培養軟骨「ジャック」に次いで3品目となる。(2020.03.21) |
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コロナ死者、男性の方が多い傾向 イタリア7割以上 理由は不明 |
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2019年道内診療所開業59件、有床診療所7年ぶり0 2019年1~12月に道内で新規開業した診療所(新規保険指定から承継・移転等を除く)は、過去10年で2番目の低水準だった前年から増減なく、59件だったことが本紙のまとめで分かった。有床診療所は12年以来7年ぶりに新規開設がなかった。3次医療圏別では、4年続けて全6圏域で開業があったが、道央71%(42件)、うち札幌市59%(35件)と一極集中が続いている。 道内開業件数は、第5次医療法改正の影響で100件を超えた06年をピークに漸減傾向が続き、15年に過去最少の55件となり、近年は60件前後で推移。有床診療所も06年までは年10件以上の開設があったが、12年に0件を記録するなど、この10年間は5件以下にとどまっている。 19年の開業件数のうち道央以外の3次医療圏の状況は、道南が09年以来10年ぶりの水準となる7件、道北は4件、十勝が3件、釧路・根室2件、オホーツク1件。道南は全て函館市、道北は旭川市が3件、十勝も全件が帯広市と、それぞれの都市部に集中している。 道央は年50件前後で推移し、全道の件数に占める割合は常に7割を超えている。全件数に占める札幌市の割合も常に半数を上回る。 19年の開業で最も多かった標榜科は例年同様に内科で、全体の4割(24件)を占め、内科系は他に心療内科7件、消化器内科6件、循環器内科5件など。それ以外では小児科8件、精神科と眼科が各6件、皮膚科5件、整形外科・リハビリテーション科・アレルギー科・泌尿器科が各4件などとなっており、外科は前年に続き1件もなかった。 診療所の廃止件数は69件。3次圏別では、道央44件、道北12件、道南6件、釧路・根室2件、十勝3件、オホーツク2件。道央のうち札幌市は26件と開業件数を下回り、道南も全件が函館市だが、開業件数より少ない。一方、道北は全件が旭川市で、開業件数を大きく上回る。(2020.03.21) |
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iPS細胞から肝臓がんを作製することに成功 マウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から肝臓がんを作製することに成功したと、岡山大の妹尾昌治教授(生物工学)のチームが19日までに発表した。正常な細胞ががん細胞になる過程を調べる新たな手法ができ、予防法の開発や治療に役立つと期待される。チームはマウスのiPS細胞を培養する際、人間の肝臓がん細胞が分泌する物質を与えてがん組織の環境に近づけることで、自ら増殖しながらがん細胞も生み出す「がん幹細胞」を作製。これをマウスの肝臓に移植すると、無秩序に増殖する肝臓がん組織ができた。 肝臓がんを、遺伝子操作せずに作製したのは世界初という。(2020.03.19) |
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競泳の池江選手、白血病判明後初めてプールに入る 池江選手(19)が17日、昨年2月の病気判明から初めてプールに入ったことを報告し「言葉に表せないくらい嬉しくて、気持ちが良くて、幸せです」とコメントした。マネジメント会社によると、17日午後に顔を水につけずに約30分間、ビート板を使って軽く泳いだり、水中を歩いたりした。新型コロナウイルスの感染拡大については「1日でもはやく収束することを願います」とつづった。池江選手は昨年12月に退院。東京五輪は断念し、2024年パリ五輪の表彰台を目指している。(2020.03.18) |
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1ヵ月ぶりで道内、新型コロナの感染者なし。
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新型コロナ感染の道内80代男性死亡 感染者新たに4人
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スイス製薬大手ロシュの新ウイルス検査、米が認可 3時間半で多数検査
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トランプ大統領、国家非常事態を宣言 トランプ米大統領は13日、新型コロナウィルスの感染拡大に対処するため、国家非常事態を宣言した。500億ドル(約5兆4千億円)に上る連邦政府の予算を充て、検査や治療体制を拡充する。トランプ政権の初動の甘さに批判が強まり、経済の先行き不安から米株式市場も暴落を続けてきただけに、緊急対応を演出して市場の沈静化を図った。 トランプ氏は記者会見で「連邦政府の全力を解き放つ」と強調。非常事態宣言により、連邦政府の予算を州政府などの政策に柔軟に転用できるようになる。(2020.03.14) |
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新型コロナは「パンデミック」 WHOが表明 世界保健機構(WHO)は11日、新型コロナウィルスの流行はパンデミック(世界的な大流行)になったとの見解を表明した。(2020.03.12) |
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新型コロナ、斗南病院の看護師など札幌で新たに7人感染で計118人に 道と札幌市は11日、新たに7人の新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表した。道内での感染確認は計118人となった。新たに発表されたのは札幌市在住の30代から70代の男女4人で、うち1人は看護師。このほか60代から70代の男女3人はそれぞれ空知管内とオホーツク管内、旭川市の居住。(2020.03.11) |
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新型コロナ、札幌で新たに3人感染で計111人に 札幌市は10日、新型コロナウイルス感染者3人を新たに確認したと発表した。いずれも市内の会社員で、うち50代男性が重症で人工呼吸器を装着し、60代女性と60代男性は軽症。3人は7日に感染者が判明した中央区南6西4のライブバーの来店客か、従業員や客の濃厚接触者で従業員と客の感染者は計6人となる。道内の感染者は計111人。50代男性は2月26日、客として来店した。3月3日公表の従業員の30代女性、60代女性と濃厚接触したとみられる。(2020.03.11) |
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札幌市立小中、春休みまで休校延長
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南区の仁楡会病院が21年に豊平区中の島に移転 南区の仁楡会病院(100床)は、2月中旬に新築移転工事に 着手する。外来診察室・手術室の増室、人工透析ベッドを増床するとともに、リハビリ室を新設。透析や高齢、長期入院患者等の身体機能の維持回復に注力する。 |
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十勝管内、公立芽室病院が病棟再編で30床減・療養病床新設 十勝管内の公立芽室病院(田中俊英院長代理・150床)は、厚生労働省による公立・公的医療機関等の具体的対応方針を受け、新・公立芽室病院改革プランの検証と経営改革の一環として、病床の削減を含めた病棟再編案をまとめた。現在、150床のうち3階病棟43床を休床。一般病床50床と、地域包括ケア病床10床、障害者施設病床47床の計107床が稼働している。案では、一般20床、地域包括ケア20床(回復期機能)、障害者40床に、新たに療養病床40床を加えた計120床体制に再編。これによって、許可病床数は30床減となるが、▼十勝圏域で療養病床が不足気味であること▼休床中の3階病床を再稼働するのに整備の必要がない▼病棟・病床機能の見直しで看護職員の確保が容易▼言語聴覚士による摂食機能療法加算が見込める─などのメリットが予想されるという。 |
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広尾町国保病院、道内公立病院初の独法化で患者大幅増! 医師不足や超高齢社会、スタッフの確保困難、慢性的な赤字経営など、地域医療を取り巻く環境は年々厳しさを増している。経営は苦しくても、住民の利便性、生活習慣を考えると、地域を支える中核病院の果たす役割は大きい。広尾町国保病院(48床)は、病院機能を維持しつつ、収益の改善を図るため、2019年4月に道内の公立病院で初めて地方独立行政法人へ移行した。同病院の入院・外来収入は、患者数減などにより4億円ほど。赤字部分は一般会計で補填してきたが、さらなる繰出金が必要となり、同町の財政を圧迫していた。さらに18年度末で、常勤医が2人退職することが決まり、病院経営に行き詰っていた。 |
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士別市立病院は逆戦略で名寄市立と連携し慢性期シフトで収支改善
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ドローンで病院に“血液”届ける救命ベンチャー「Zipline」 | |||||||
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新規開業のお知らせ さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニックアスティ45(中央区)、 川添消化器内科クリニック(函館)、はなえみレディースクリニック(中央区)が、新規開業いたしました。(2020.04.07) | ||||||
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新規開業のお知らせ さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニックアスティ45(中央区)、 川添消化器内科クリニック(函館)、はなえみレディースクリニック(中央区)が、新規開業いたしました。(2020.03.08) |
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新型コロナ感染。新たに3人感染、道内100人超す 道と旭川市は8日、新型コロナウイルスの感染者3人を新たに確認した。旭川市の1人と空知管内の2人で、いずれも重症ではないという。道内で確認された感染者は計101人になった。旭川市によると、同市の感染者は会社経営の70代男性で、2月28日~3月2日に関東・東北地方に出張歴があった。道によると、空知管内の2人は無職の60代男性と無職の70代女性で互いに濃厚接触しており、感染経路を調べている。一方、これまでの感染者のうち新たに7人の感染症治療が終わったという。(2020.03.08) |
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コロナウィルス感染検査、6日から公的医療保険の適用対象に 厚生労働省は4日、新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査に関し、6日から公的医療保険の適用対象にすると発表した。検査は、医師が必要と判断すれば保健所を通さずに可能となる。感染拡大を防ぐため、患者が検査を受けられるのは感染防護が整った医療機関に限定される。費用は公費で補填するため患者の自己負担はない。(2020.03.05) |
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北海道上川地方の60代男性感染者は開業医 陽性の消防士診察 北海道は26日、新型コロナウイルス感染を25日に発表した上川地方の60代男性について、美瑛町の循環器内科の開業医だと明らかにした。23日に感染が判明した同町の消防士を診察していた。無症状で、今後入院する方針。 また、釧路地方の70代男性は無職で、容体は人工呼吸器を装着しており「重篤」と説明した。基礎疾患があり、医療機関に入院中に発熱して肺炎を発症したため、道は院内感染について「可能性を調査する」としている。(2020.03.05) |
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新型コロナ対策で道庁相談センター24時間対応に 新型コロナウイルスの感染者情報をめぐる道の公表基準が揺れている。14日に道内2人目の感染者を公表した際、道が居住地を都道府県単位とすると示したことに対して批判が殺到すると、17日には振興局単位での発表に変更した。ところが、札幌市が19日、渡島管内七飯町は20日に、道の基準によらず独自に地元の感染情報公表に踏み切ると、道はほぼ同じ内容を追認して公表。道の基準は事実上骨抜きとなっている。(2020.03.02) |
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2市の後いの感染者公表 男性→七飯町議/振興局単位→札幌市 新型コロナウイルスの感染者情報をめぐる道の公表基準が揺れている。14日に道内2人目の感染者を公表した際、道が居住地を都道府県単位とすると示したことに対して批判が殺到すると、17日には振興局単位での発表に変更した。ところが、札幌市が19日、渡島管内七飯町は20日に、道の基準によらず独自に地元の感染情報公表に踏み切ると、道はほぼ同じ内容を追認して公表。道の基準は事実上骨抜きとなっている。(2020.03.01 |
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弟子屈・摩周厚生病院で北大が初の産科遠隔診療プロジェクト 北大は18日、産婦人科がない摩周厚生病院(釧路管内弟子屈町)で遠隔診療システムを使って妊婦健診を行う新たなプロジェクトを始めた。産婦人科医がいる釧路赤十字病院か網走厚生病院に妊婦の検査データを送信して共同で健診・診療する。北大が遠隔医療に取り組むのは初めて。(2020.03.01) |
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現状6時間→30分で感染判断 新検査機器 約30分でPCR検査ができる検査機器。右側中央部に検体を入れて検査する 新型肺炎が広がっている現状を受けて国は来月中にも短時間でウイルス検査ができる機器を国内で使えるようにする方針を固めた。現在、検査には約6時間かかっているが、新しい検査機器では検査前に検体を処理する時間を含めて30分ほどで結果がわかるという。 現在、新型コロナウイルスへの感染の有無については、「PCR検査」というのどの粘液やたんからウイルスの遺伝物質を検出する方法で調べている。ただ、機械にかけて遺伝物質の量を増やさなければならず、結果が出るまでに6時間程度が必要だった。 |
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道内で新たに4人の感染確認 新型コロナ 道内70人に 道と札幌市は29日、新たに4人の新型コロナウイルスへの感染者を確認したと発表した。4人とも入院しているが、重症ではないという。道内での感染確認は70人となった。北海道は23日夜に公表した新型コロナウイルスの感染者8人(男性4人、女性4人)のうち、学生の20代女性が重篤な状態で、人工呼吸器を装着していると明らかにした。また、70代男性は酸素投与を受けており重症という。8人はいずれも日本国籍の20~80代で、男性4人と女性4人。20代女性は22日に救急車を呼び、搬送先の医療機関で肺炎が確認され、入院のうえ人工呼吸器を装着した。翌23日に新型コロナウイルスの感染が判明した。救急車を呼んだ際には発する言葉が不明瞭な状態だったという。(2020.03.01) |
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新型コロナ感染拡大予防で新型コロナ感染拡大予防で休校に 新型コロナウイルスの感染拡大の予防に向け、札幌市教委は27日、臨時の教育委員会会議を札幌市内で開き、市立小中全297校を28日から3月6日までの8日間、市立特別支援学校5校を27日から3月6日までの9日間臨時休校とすると報告した。7、8両日の週末を含め、小中学校は実質的に10日間の休みとなる。(2020.02.28) |
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北祐会神経内科、リハ・治療環境さらに充実、現在地で建て替えへ
同病院は、1982年11月に本道初の神経内科専門病院として開設。以来、さまざまな神経難病の治療を展開するとともに、医療用HALなど、最新の治療機器等を積極的に導入している。
2011年には、敷地内に新棟を建設して、「北海道神経難病研究センター」を設立。臨床だけでなく、研究にも力を入れている。
こうした活動を進める中で、スタッフ数が9年間で170人に倍増したこともあり、建物の狭隘化や老朽化が課題になっていた。(2020.02.28) |
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